放鳥後ケージに戻らない。どうしたら戻るようになるか、方法と注意点(オカメパニック対策も)

安心オカメインコ オカメの飼育
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こんにちは、ikuです。

 

6月に入り、今年の春に生まれた雛ちゃんたちが成長してきたのか、放鳥後にケージに戻らなくて悩んでいる・・という方がこのサイトに訪れてくださってるようなので、我が家で行なっている成功例が一つ参考になればと思って、今回記事に書くことにしました。
この方法は、ブリーダーさん直伝の、超効き目大!の簡単で魔法のような効き目がある方法です。この方法でうちのピュオとフェルンは逃げずにすんなり入ってくれています。
(かなりの長文ご了承ください)

うちの2羽はこれから説明する方法で、2羽とも素直にケージ戻ってくれてる(手タクシーで)ので、一つの成功例として参考にしていただければと思います。

ちなみに私の方法は、「餌」で引きつけてケージに入れる方法ではありません。
オカメインコの気持ちを最高潮に満足させ、信頼関係を構築して、気持ちよくケージに戻ってもらう方法を取っています。

 

今回の方法は、うちのピュオーラとフェルンが雛の時から行なっている方法なので、刷り込みのような感じで自然と覚えてくれた流れもありますが、一度は荒鳥になりかけた経緯があった上で、この方法を行ったらベタ慣れになり、見事ケージにすんなり戻っとくれるようになった流れがあります。
ですから、すでに成鳥になっているオカメちゃんも、時間をかけてお互いの信頼関係再構築をすればうまく行くのではないかなあ〜と思います(願います)。

 

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まず、なぜケージに戻らないか?戻そうとすると逃げるか?を考える

hoei465オカメインコ

オカメインコを育てていて、放鳥時間はオカメちゃんにとっても飼い主さんにとっても掛け替えのない大切な時間であれ、お互いの「愛情」を確かめ合う大切な時間であり癒しの時間だと思います。

 

オカメインコはもちろん、他の鳥さんも同じだと思いますが、どうしてケージに戻らないか?戻りたがらないのか?逃げるのか?放鳥中はなんともなかったのに、飼い主さんが「よし、戻そう」と思うとまるで察知したかのように、急に逃げて飛んでいってしまうのか・・・?

 

この原因は3つあると思います。
鳥の気持ちを声に出すと、大まかに下記3つあるかなぁ?・・・と思います(笑)

 

もっと遊びたいんだもん!だって、ケージの中は暇で面白くないんだもん!

怒るオカメインコ

この写真、ピュオーラの「激オコ100%」(笑)

 

まず一つ目。
ケージの中が面白くないから、戻りたくない!という原因。

 

みなさんのオカメちゃんは、飼い主さんが24時間目の前で見てるわけではないですよね?
1日の大半一緒に過ごせる人もいれば、仕事で忙しい人もいると思います。
どちらも優劣はないと思います。
でも、一つ気に掛けるべきところは、「人が見ていない時、オカメちゃんはどうしているか?」です。この理由がわかると、ケージに戻りたがらない原因の一つを解くことができます。

飼い主さんがいない間、人目につかない時、オカメちゃんたちは何をしているか知っていますか?

 

「じっとしている」
「同じ場所に、ずっといる」のです。

 

もちろん、時々外の音に反応したり、ご飯食べたり動くこともありますが、大抵同じ場所にじっとしています。なぜそれがわかるかというと、我が家は留守番用ペットカメラを設置していて、外出先から同じ場所にいることを目撃しているからです。

 

今使っている留守番カメラはこの下の商品ですが、スマホを通じて音声会話ができる機能付きなので、時間がある時に声や口笛音を送り刺激を送っています(笑)ちゃんとお返事してくれますよ?(多分、返事じゃなくて、”なんだ?なんだ?”って声だと思いますがw)

 

▼私が使っている留守番監視カメラメーカー 

 

▼人気留守番カメラ「ポチカメ243万画素」(日本製)

 

そんな訳で、オカメちゃんは部屋の窓が開いていなければ、外からの音も入ってこないので、もっと刺激不足で「暇・・・暇・・暇・・・暇で死にそう!( *`ω´)うぎゃ!」となってしまうくらい、暇なのです。

そのため、ケージの中は苦痛!と感じているだろうことを私たちは認識し、暇にならない環境づくりをすることが大切です。

そこで私が行っている対策は、
ケージの中で暇にならないように適度な刺激を与えるようにしています。

 

「刺激」と「オカメパニック」

「刺激」面で工夫していることは2つあります。
これは、暇疲れ防止の他、オカメパニックの防止にもなりますのでお勧めです。

 

1つは、「無音」の状態を作らないこと。
2つ目は、2日に1回おもちゃを変えたり、設置場所を変更するなど、少しでも刺激に変化を与えること。
(鳥のおもちゃは、同じ物を同じ場所にずっと置くと(吊るす)と飽きて遊ばなくなるので、数種類持ち、設置場所を変えるのが好ましいと言われています)

 

1つ目の音楽。

長期間の静寂は人間も「刺激」がほしくなりますよね?鳥も同じです。
だから、外出中は音楽やラジオをつけています。(これも日替わり)
私はPCに音楽が全て入っているし、ラジオはインターネットで聞けますから「 radiko.jp 」と言うのを使っています。

音楽は爆音にはしませんが、PCから3m程度離れていても聞こえるくらいのBGM的な音量にして、曲は同じアルバムの流すのではなく、慣れが出ないよう全曲ランダム再生にしています。

 

ラジオについては、ラジオDJ(生身の人間が)が話をしているので、人の声も感じれる・・というメリットあるでは・・?と思っています。(笑)

 

 

音楽の種類ですが、
私はいろんなジャンルを流しています。(繁殖時は除く)
ロック、POPS、ヒーリング系、ジブリなど。
激しい音楽は神経質なオカメインコには良くないので、ヒーリング音楽をずっと聞かせていると言う方もいるようですが、私の考え方は違います。
ある一定の音量で様々なジャンルの音楽を聞かせることは、生活音や野外の騒音(車のクラクション・雷・花火の音など)などに起因するオカメパニックの予防になると私は考えています。

 

そのため音楽を流すことは、刺激を与えると共に、様々な刺激に慣れることにも繋がりますので、留守番中の暇予防に有効的です。

ラジオや、いろんなジャンルの音楽を聞かせることは、オカメパニックの防止にもとても有効です。
もしオカメパニックを起こしやすい子がいる場合、ぜひ「音楽」や「ラジオ」で刺激慣れをさせる習慣を身に付けてください。この時小さな音で流すのではなく、音に慣らすために、私たちがTVを見る時と同じくらいの音量の方がより改善効果が高いと考えます。

 

もちろん、ロックとか激しい曲には驚くことはあるので、自分がいる時に試しに聴かせ反応を見た上で流します♪( ´▽`) 

うちの2羽は、ラジオやいろんなジャンルの音楽を聞かせたことで、急な物音でオカメパニックになることは格段に減りました。

 

2つ目のおもちゃは、先ほどご説明した通りです。
慣れを起こさないよう、複数個持ち2、3日で変えます。

ケージ内での暇疲れ予防の一つの対策として、ご参考ください。

 

もっと一緒にいたいの。一緒に遊びたいんだもん!

これは、そのままです。(笑)
少しでも飼い主さんの側にいて、温もりや愛情を感じていたい・・・。
そんな想いで、オカメちゃんは「お願い、もうちょっと遊ぼうよ」と、ケージに戻るのを拒んで部屋のどこかに飛んで逃げてしまったりします。

また、人間が鳥をケージに戻したいと言う時は、人間が「放鳥ではなく、自分が他の行動をしたい」と思う時が多いです。外出の時間だ〜とか、スマホが見たい、テレビ見たい、ご飯食べたい(食事の準備含む)・・・という行動に出るときが多いですから、鳥からすると自分から意識が離れるのを寂しく思い、自分に注意を向けようとして(気を引こうとして)逃げる行動をとる場合もあります。

 

逃げてもすぐに手元に戻ってくる様子がある時は、甘えたい証拠なのであと1分でも2分でもいいから遊んであげましょう。1分間ず〜ぅっとカキカキモフモフ頭を撫でてあげるだけで、満足してくれると思います。(詳しいやり方は、下記の「信頼関係の構築」を参照)

 

ケージの戻し方ですが、やはりご褒美は必要です。

ケージに戻ったらエサをあげる方法でのご褒美を与える方もいるようです。
手を怖がるけど、餌には飛びつく子には良い解決策だと思います。

 

しかし私は、エサはあげていません。
(2羽とも食欲旺盛なタイプではないため、餌には見向きもしないのです・・・)

代わりに「ふれあい」をご褒美にしています。
このふれあいには、カキカキモフモフと、声の2つを使います。
これが、最高に効くのです。魔法のように・・・本当に。

 

エサではなく、なぜ声(会話)や触れることで対応しているか?というと、ケージに戻るのを嫌がる原因は、鳥さんの不満は大抵はコミュニケーション&愛情不足だったりするので、それを満足できればケージの中でも”安心、くつろげる場所だ、ケージの中でもIkuちゃんと話せる”と理解してくれるんだ・・・と、経験してわかりました。

 

それでも逃げる場合どうしたらいいか?(笑)

 

答えは、放っておくのです。放置プレーです(笑)
手乗りや、肩に乗ったりして飼い主さんに慣れていれば(カキカキさせてくれれば)、飽きた頃に自分から飼い主さんのそばによってくると思います。
寄ってきた時に、「ありがとう、来てくれて」と行って最低1分くらいカキカキ・モフモフ攻撃して「もう、幸せ〜〜〜〜」って顔が見れるまで、満足させてあげます。
それで、「はい、ハウスね」(ハウス=ケージに戻る時の合図)「ハウス、ハウス、ハウス〜〜」と行ってケージに戻し、ケージに入ったら、すぐにその場を離れるのではなく、
「ハウスできたね〜、いい子いい子〜」と行って、ケージ越しでまたナデナデ・モフモフしてあげます(笑)

この、ケージ入れてからのアフターフォローが、めちゃくちゃ大切です。

 

しつこくない?面倒くさくない? ・・と思うかもしれませんが、
この条件付けがうまく行くようなれば、すんなり戻ってくれるようになります。
ですから、初めのうちは戻すのに時間かかる場合もあるので、放鳥は時間に余裕を持って行うことをおすすめします。

 

私は、絶対に追いかけ回したり、部屋を暗くして無理やり捕まえたり、タオルやネットを使って捕まえることはしません。それこそ、逃げる負の連鎖に繋がります。
(理由は後述)

 

私の部屋は「ケージ」じゃなくて、「この部屋」なの

これは特殊で、全く別の問題です。

このケースは、飼い主さんと信頼関係がしっかりできていても起こることがあります。

飼い主さんが仕事で外出する機会が多い人ではなく、主婦(主夫)だったり自営業など・・・自宅にいることが多いため1日の中で鳥さんと触れ合う時間が多い人ほど発生する問題だと思います。

 

つまり、ケージの中にずっと入れておくと可哀想だから、少しでも自由な環境で過ごさせてあげたい・・という飼い主さんの思いから、1日の大半をケージ内ではなく「部屋」で生活させている場合に起こります。
部屋は、6畳一間や、自分の部屋の場合もあれば、家族が団欒できるリビング(居間)の場合もあると思います。

 

その「部屋」という空間に長い時間いると、オカメインコ(他の鳥さん・インコも含む)はケージが生活環境ではなく、「部屋」自体が生活環境=縄張りと間違って空間認識してしまうことが起きます。
そうすると、ケージなんかの狭い融通の効かない環境より、部屋の方が自由に動けるし、嫌な時は飼い主から離れて飛んでいけるし・・・などいいとこだらけの環境を好むようになります。

 

人間だって、ご飯も寝るところも遊ぶところ全てがある4畳の部屋にずっといるより、同じものが12畳の部屋にある方が快適ですよね。しかも、4畳の部屋に入ったら、自分の力では外に出られない・・なんて環境に入ったら結構辛いです。鳥さんも同じです。

 

一つ忘れてはならないことは、
人間には人間の、鳥には鳥の(人間の環境で過ごす鳥)生き方・環境があり、それは完全に共有できるものではないし、共有してはいけないものもある・・・と言うことを、私たち飼い主が理解し、線引きをする必要があると私は考えています。(未然に事故も防げます)

 

もちろん、1日自由に部屋で生活させていても、ケージにもスムーズに戻ってくれるという方々もいますので、それはそれで双方にとってとても素敵なことだと思います。
しかし、もし自由に生活させていて、夜だけ・飼い主さんが出かける時だけ(飼い主さんが、鳥以外の他のことをしたい時だけ)ケージに入れる生活していたら、鳥さんはどう思うでしょうか?

きっと、「ケージになんて入ってやるもんか!(怒・嫌)」と思うでしょう(笑)

ですから、もしケージに戻す必要性があるのをわかっていて、オカメちゃんを部屋で長い時間生活させるとことは、自由を与えているようで、実はちょっと可哀想な面もあると思います。
ケージで過ごすのが「普通」「安心できるところ」と認識していれば、ケージを怖がる・嫌がることはありません。

 

放鳥時間はどのくらい必要か?という話ですが、
30分〜1時間程度がいいと言われているのは、ケージの空間認識(ケージor部屋)を間違えないようにためです。
逆を言えば、時々2〜3時間放鳥するのは逆に喜ぶかもしれません^^  
人間でいうと、GWや夏休みに旅行に行くような気分でしょうか?

 

ケージに戻す前にすべきこと 〜信頼関係の構築〜

安心オカメインコ

放鳥する時の大前提として一番大切なことは、「時間にゆとりがある時にする」ことです。
短時間しかできないなら、たった5分・10分でいいから濃密な時を過ごす努力が必要です。

 

その理由は、信頼関係を構築することが大切だからです。
ケージに戻す前にすべき重要なことは、放鳥の時間を楽しいものにする・・・というのはもちろんなのですが、「ケージの中にいても、私(飼い主)と楽しい時間を一緒に過ごせるんだよ〜〜」っていうことを、オカメインコちゃんに伝えてあげることだと思います。

 

話が反れますが、例え話を一つしましょう。
この記事ご覧いただいている皆さんは、形がどうであれ過去に恋愛を経験していると思います。(ず〜っと昔であろうとも。笑)
ラブラブな時、帰り際に駅や車越しで相手と別れるのって辛くなかったですか? 
もっと一緒にいたい・・なんて時があったと思います(笑)(なかった場合は、・・・えっと・・・笑)

そんな時、帰り際にモタモタしたり、帰るの拒んだり、もしくは相手がそのような行動をしてきたら、ちょっとイチャイチャしたりしてホットな気分になりますよね。
逆に、普通に「それじゃ!」と言って振り返りもせず、さっさとバイバイして背中みせて、その後しばらく連絡なし・・・(こっちは見送って背中を見つめているのに・・・・!)とかあったらどうでしょう? 寂しいですよね。
一旦背を向けて別れたものの、ちょっと振り返って「バイバイ(ニコッ)」ってしてくれたら、なんだか嬉しくて余韻に浸って10分くらいポワ〜ンとして「あぁ、今日もいい1日だったなぁ。また会いたい・・・」なんて思い出に浸ることあったのではないでしょうか?(笑)

 

その”ポワ〜ン”を、
愛するオカメインコにプレゼントしてほしいのです(´∀`)

 

ケージに入れられるオカメちゃんは、このストーリーで言う、「見送り側」の気分なのです。

 

放鳥を終わりにする時、
オカメちゃんをケージにいれたら、「はい、終わり〜!」「さ!出かけるか!」じゃ、オカメちゃんも余韻に浸れないのです。

 

逃げるオカメちゃんの心理状況は、こんな感じです。

逃げるオカメA

「どうせ、僕(私)をケージにしまったら、出かけちゃうんでしょ? 他のことして遊んでくれないんでしょ?もっと一緒に遊びたいのに!」
「だったら、そうしないように困らせてやる〜〜!けっ!」(バサササ・・と飛び立つ)

「ほ〜ら、こっちおいで!ママ、僕を捕まえてみてごらん?」(バサササ・・・とまた、逃げる)

「あはは!この追いかけごっこ、鬼ごっこみたいで面白い!ママも楽しそうに見えるし!よし、次回の放鳥もこの方法で行こう!」

 

こんな風に、可愛いオカメちゃんもひねくれちゃうんです(笑)
グレちゃうんです。

 

話を人間に例えましたが、オカメインコも同じです。
私たちと同じように感情があります。

 

日頃のコミュニケーションも大切ですが、1日の最高の楽しみの時間である放鳥時間(デートの時間)を満喫した後の最後の名残惜しそうな時間をギリギリまで作るとこで、オカメちゃんも満足してくれて、「あ、ケージに入っても、また遊べるしいっか!今日はたくさん遊んだなぁ〜!楽しかったな〜(´∀`)」と思って、気持ちよくケージに入ってもらえる時間を演出してあげるんです(笑)

 

誰も見向きもしてくれない環境だとオカメちゃんは寂しがりますよね。
そんなケージの環境が、オカメちゃんは一番嫌なんです。

 

ケージの中でもし鳴いていたら(呼び鳴きしたら)、鳴き返してあげる。(口笛でも、普通に「はい、○○ちゃん、どうしたの?」でもOK)

 

放鳥時に遊んでほしい時には、とことん遊んであげる。

そして、ケージに戻す時に放鳥時間内での最大級のモフモフタイムをプレゼントする。(1〜2分連続でず〜〜〜と撫でるなど)

最後に入った後にも、ヨシヨシしたり、話しかける時間を作る。

 

などなど、コミュニケーションに重きを置いて、また強弱をつけた可愛いがり方を作り出すことで、ケージへ戻ることの警戒感を少しでも払拭できるのではないかと、私は考えています。

ちなみに、我が家の「ご褒美」は、
究極のエンドレスモフモフタイムがご褒美です(笑)

 

ケージに戻す時は、条件付けを設けて徹底する

私がピュオーラやフェルンが小さい時からしていたことなのですが、ケージ前に戻す時に必ず「ハウス(house=家)」「ハウス」と何度か言いながら、ケージに戻すようにしています。

 

オカメインコは言葉を理解する能力があります。
オカメちゃんは、初めはなんのことだかわからないかもしれないけど、「ハウス」という音を何度聴きながら手タクでケージに戻される行動を体感するうちに、この音は「ケージに戻る合図だ」と覚えます。条件付けの一つです。

 

ただし、言うタイミングを間違えて「ハウス」というと、
「やばい!!ケージに入れられてしまう!!!逃げろ〜!」となりますが、
ちゃんとタイミングを見て言えば、「覚悟」をして(?)戻ってくれます。

 

その適切なタイミングとは、
「究極のモフモフタイムを作って満足した顔が見れた後」です。
つまり、十分に放鳥や飼い主さんとのコミュニケーションを満足した工程を作れば、すんなりケージに入ってくれるようになります。
逆に、遊び足りてない時に、「ハウス」を言うと大抵逃げます(笑)

ケージ前で逃げないようにするコツは、
ケージに入れて終了・・ではなく、ケージに入れてもまだちょっとラブラブモードを作ってあげる余裕を作ることです(笑)

 

▼私がする工程はこんな感じです
—————————-
1、手に乗せてモフモフタイムをたっぷり楽しんだ後に、「ハウス?」と伝える。
2、手タクしながら「ハウス、ハウス、、はい上手だね〜ハウス〜〜〜」(笑)と言いながらケージに近づく。

3、ケージに近づいた時に、もう一度名残惜しそうにカキカキモフモフする。
4、そして、ケージに戻した後も、「ハウスできたね〜!!また遊ぼうね〜」と30秒くらい、ケージ越しにヨシヨシモフモフする。
—————————-

これを1セット必ずすることです。(慣れれば1分)

 

これ毎日するの?って思うかもしれません(笑)

え? 私は毎日しています(笑)

おかしいかもしれないですけど・・・(笑)でも、ピュオーラを飼い始めた時、ケージに戻ってくれず頭を悩ました時期があったのですが、上手に戻ってくれた時はピュオーラが放鳥を満足してくれた時とわかったので、それから心がけるようにしてたら、いつの間にかすんなり戻ることを身につけてくれたんです。(今はハウスと言わなくても、わかるようになり抵抗なくケージに入ります)
フェルンも同様です。フェルンはピュオーラより小さい時からお迎えしているので、これは刷り込みのように身につけてしまいました。

 

追いかけ回す労力を考えたら、ヨシヨシモフモフの1分や2分なんて雲泥の差ですし、幸せ時間が1・2分増えたようなものと私は考えています(笑)
もしオカメちゃんが放鳥に満足いかなかったけど、ケージに入ってくれた時って呼び鳴きすることがあります。

 

その時は、もし離れていたとしても呼び鳴きが聞こえたら、こちらも呼び鳴きに答えてあげましょう。口笛で返事してもいいし、名前を読んでもいいし。
でも、呼び鳴きした時に近くのは辞めてください。条件付けになり、”呼び鳴きをしたら、飼い主が来てくれる”の図式ができてしまいます。

 

ただ遠くからでもいいので、合図して「聞こえてるよ〜、聞いてるよ〜」とお知らせしてあげるだけでOKです。十分に呼び鳴き対策になります。小さい時から行なっていればいるほど、この呼び鳴き対策に効果を発揮できます。

 

もちろん成鳥でも同じです。
実際、野生の鳥さんもやっていますよね? 大きな声で鳴くと、他の鳥がそれに返事するようになき返す・・という行動です。
遠くでカラスがないて、その声に反応して他のカラスが鳴くこともあります。
呼んだ声に反応して、鳴き返す(返事する・存在を認知している)・・というのが、野生の鳥もやっていることなので、きっと飼われた鳥も同じだろう〜と思って、私も鳥の気分になってやっています(笑)

 

私、オカメ中毒(オカメ中毒3年目w)かもしれませんけど・・・(笑)
このモフモフタイムの条件付け、効きますよ。
参考までに^^

 

絶対にしてはいけないことは、「追いかけ回すこと」

最後に、してはいけないことについて。
先ほどお話した件の本題です。ケージに戻ってくれなかったオカメちゃん、みなさん必死に捕まえようとしていませんか?追いかけ回していませんか?
たまに、虫取り網やビニール袋で『捕獲』してケージに戻す・・・なんて人もいると、SNSで見たことがあり、私はちょっと血の気が引きました。

 

そりゃ、必死で逃げるでしょう。それしたら・・・と。
怖い以外の何者でもありません。

 

でも、飼い主さんの気持ちわからなくもないです。私も過去に追いかけ回したこともありますし、その時に必死さといったら・・・・(笑)
だって、やっぱりケージ戻さないと、部屋にほったらかしにしてたら怪我したり、危ない目にあうかもしれなし、最悪ロスト(外に逃げる)ことも起きるし・・・。
飼い主さんなりの愛情もあり、ケージに戻すよう努力されてるけど、後一歩なのだと思います。

 

でも、一つだけ言えます。
絶対!絶対に!”捕獲”はしないでほしいです。
鳥にとっては、爪切りの次ぐらいに怖い出来事にしかなりません。
トラウマになります。

 

捕まえようと、追いかけ回すことについて。
これは、人間側は鳥を捕まえるので必死になり追いかけ回し、止まった鳥を捕まえる行動になりますが、鳥からすると2通り解釈します。
「こんなの逃げるのちょろいぜ!」「危ない、逃げろ〜〜!」か、
「面白い!これ、新しい遊びなの?」と、誤認する結果を生みます。

前者の「逃げろ〜」はそのままです。
捕まったら、叫び怖がり「恐怖」を覚えます。だから、次は捕まらないようにしようと、オカメちゃんは、逃げる方法に磨きがかかります。そして、飼い主も捕まえる方法に磨きがかかり、いたちごっこになります。(笑)

逆に後者。特に「面白い」と思ってしまった場合は、それが”快感”になってしまってますから、楽しくて仕方ありません、必死に逃げると思います。
「日頃遊んでくれないし、スマホばっかりいじって見向きもしてくれないけど、ケージ入る前に逃げ回ると、必死にママが(パパが)来てくれる!チョ〜楽しい!」って思ってしまうんです。

 

多分これらをしている限り、ケージには上手に戻ってくれません。
最悪、飼い主さん嫌いになって噛んだり、下手したら荒鳥(人間を嫌う鳥、手乗りでない野生的な鳥)になってしまいます。

 

では、どうしたらいいか?

 

一番最良な方法は、
追いかけ回す癖がついちゃっている場合、追いかけるより、手元に飛んできてモフモフする方がよっぽど楽しいんだよ〜ってことを教えてあげることです。
そして、逃げるそぶりをしたら、すぐに部屋から出て(離れて)相手にしないそぶりを見せること。この時、「あ!逃げた!」とか、「こら〜〜!」と飼い主さんが声を荒げてはいけません。

 

「あら、逃げるの?それじゃ、ばいば〜い」と、静かに部屋から離れオカメちゃんの前から姿をくらまします。

 

「逃げたら遊んでくれない」という、条件付けを身を以て体験させるんです。

 

人間に慣れている鳥さんは、放置されるのを一番嫌いますから、この逆の条件付け(その場から消える)こそが逃げる方法を真っ先にやめさせる一番得策なんです。
そして、時間を見てオカメちゃんと対面すると、遊びたくてうずうずしているオカメちゃんは飼い主さんに飛んできます。その時に、たっぷり120%の愛情を注いで時間をかけてモフモフカキカキしてあげます。

 

私はこれで、ピュオーラが逃げることをやめました。
5分〜10分くらいして部屋に戻ると、自分から私の手や頭に飛んで来るようになりました。

 

ということで、
時間をかけて、「ケージに戻るといいことあるよ」という条件付け(先ほどお伝えした工程など)を教えてあげてください。

 

一番大好きな餌をあげるのもいいでしょう。
でも、我が家は「餌」作戦は失敗しました。食べないんです。ご褒美になりませんでした(笑)
なんせ、ピュオーラもフェルンも、そんな食欲旺盛なタイプではなかったからです。

 

じゃぁ、何がご褒美になったかというと、ナデナデモフモフされることです。
うちのピュオーラとフェルンにとって、何にも変えがたい最高の至福の瞬間が何か?といろいろ観察したところ、食べることではなく、私と一緒の時間を過ごし、中でも頭をナデナデされている時が一番いい顔をする時だ・・と発見したんです。

 

▼ピュオの最幸(最高の幸せ)の時(笑)

この時間を、辞めてくれ〜〜!!!それじゃないよ!!とカミカミ仕返してくるぐらい、まったり至福の時を、ケージに戻す前にしてあげてます。
そして、ケージの中に入った後もしてあげることで、おそらくピュオーラ・フェルンの中では「ケージは安心できるところ」と覚えてくれたのだと思います。

自分のオカメちゃんが「何が一番好きか」を発見するのが近道です。

 

まとめ

以上、長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。
みなさんの大切なオカメちゃんと、毎日楽しい暮らしが送れるよう、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

まとめると、
1、放鳥の最後にはディープなふれあいを☆
2、ケージに入る時の合言葉を作ろう(”ハウス”など、短い単語で)
3、ケージに入った後も、ヨシヨシして余韻を作ろう
4、毎日の信頼構築を忘れずに

素敵なオカメライフを〜〜〜☆

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コメント コメントはお気軽にどうぞ☆(*'▽'*)

  1. 凄く見に染みます。
    私も30年近くインコ飼ってます。
    いまのオカメインコは五歳ですが、
    コロナとかの色々でめっちゃ臆病になったなあ
    と感じることとここありますか?
    飼い主の生活環境変わったりとかで。

    • こんにちは!管理人ikuです。コメントありがとうございます。
      我が家ではコロナの影響というと、
      私は仕事が在宅が増えたおかげで、オカメズには好都合だったようです(笑)
      通常の流れに戻った時に,食欲低下がしばらく懸念されるくらいでしょうか(^^)

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