鳥の噛みつき癖を辞めさせたい(2) 〜鳥の行動学から学ぶ〜

オカメインコの育て方・行動
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こんにちは、ikuです。
前回に引き続き、オカメインコ(他のインコも含む)の噛みつきについてお話したいと思います。
もし噛みつきで困っていない人は、このページは読まなくてもいいと思います。
どうして、そんなことになっちゃうの?と逆に疑問に思うかもしれません。


今回の記事は、「噛まれている」こと困っている人用に作った記事ですので、
困っている方に読んでいただけたらと思います。

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はじめに・・・

噛まれることが日常化した飼い主さんからすれば、一大事ですよね。
どうにかなんだいだろうか?という気持ちで読まれているかと思います。


他の飼い主のように、私も仲良くしたい。
さし餌していた時は平気だったのに、噛み付くようになってしまった。
以前は手乗りだったのに、急に噛み付くようになった。
手を怖がるようになった・・。
もともと人間が苦手で手を嫌う。


いろんなパターンで、鳥さんが手を嫌ったり怖がるようになります。



前回は、噛み付くようになるきっかけを段階的に説明しましたが、
今回は、「観察」という目線から話したいと思います。

ただ一つ、ごめんなさい。
私は行動学のプロではありません。

これから話すことは我が家のオカメインコを通して感じ取って学んだことであり、前回お伝えしたインコの行動学関連の書籍から学んだこと、そしてつい最近(2020年6月)に行動学を学び始めた身なので、行動学という科学的根拠や統計的な知識から見ると偏りがあったり、まだ間違った見解をしていることも多々あると思います。



全ての鳥に通用する方法ではなく、
個人的主観が伴っているものがあるので、「これをしたから改善した」と保証するものではない・・ということを、予めお伝えしておきます。

でも、少しでも役に立てたら幸いです。

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飼い主様へ 〜鳥は、あなたのある行動が原因で噛んでいる〜

まず一番初めにお伝えすること。
オカメインコに関わらず、鳥は相手との距離感をとることが本能でできます。
ですから、鳥対鳥のあいだでは、よほどのことがない限り流血騒ぎはおきません。
人間を信頼している鳥も、同様にお互いが心地よい距離感をとることができます。



その一方で、
距離感を侵害するものに対しては、オカメちゃん(他の鳥も)噛んだり突いたりして「来るな!」と攻撃します。
それが、残念ですが信頼関係が壊れている状態の鳥対人間の構図です。

皆さんはいかがでしょうか?



甘噛みなら遊んでいる証拠ですが、人間が痛い!と思うほどに力で鳥が噛むという攻撃は、
人間で例えると「来ないで〜〜!やだぁ!」という軽いものではなく、
鳥からすれば、「これ以上きたら自分が危ない。近づくなら、命をかけて戦うぞ!」という攻撃のサインです。



ちょっと言い過ぎですが、もし噛まれている飼い主様は、
オカメちゃんはそのくらい危機感を感じて反応しているんだ・・・ということをまず認識してください。
認めたくないかもだけど。



飼い主さんは、「あそぼ〜♪」という気持ちかもしれませんが、
オカメインコ側からすれば「遊ぼう」というレベルじゃないんです。
どっちかというと、「来るな、近寄るな!」って感じです。


だから、容赦なく「突く」し「噛みます」
危機感の度合いによっては、相手(ここでいう人間)に対して流血するほどの噛み方をします。
これは鳥さんが命かけて抵抗している・・・ということを理解する必要があります。

「嫌い」以外で、「守るため」に噛むこともある

前も話しましたが、嫌いで「噛む」以外に、発情に関わる「守りの噛みつき」もあります。
でもこれは、飼い主さんも承知かと思います。
「換羽中だから」とか、今「発情中だから」という理由だからわかると思います。


換羽期で体調がすぐれずイライラしたり、体力ない状態であるため、
弱っている自分を守るために「噛む」。


次に発情ですが、
これはオスのオカメインコ(他の鳥・インコも)には顕著に現れます。

うちのピュオーラも発情スイッチ入ったり、巣作り行動(箱に入ったり、本棚、タンスの隅っこなど)でよく起こる行動です。


オカメインコのオスは箱などに入ると攻撃的になりますが、さっきまで穏やかだったのに急に突いてくるのは「巣箱を守る」本能が顔を出し、
「パートナーや、雛を守らなきゃ!」というスイッチが入っているために、「来るな!」と攻撃します。
これが発情による「守り」の行動です。


でも、発情や換羽期以外の「噛みつき」については本能だからと割り切るようにしてください。


ただ撫でたいだけなのに・・・は、「人間のわがまま」です

大体噛み付くことで悩まれている方は、自分本意に考えている方が多いように感じます。
少し強い言い方をしてごめんなさい。


この件に関して、オカメLetterでもご相談を何人かからうけますが、
だいたい「撫で撫でさせてくれない」「噛むようになった」
「挿し餌の時は平気だったのにどうして噛むようになったかわからない」
という内容です。



よく「最近噛み付くようになった」とか、前は平気だったのに「急に噛み付くようになった」のは、人間が癒されたいから、オカメちゃんと戯れたいから・・・と自分本意に行動したことが、一つの原因でもあると考えています。



鳥さんが送っているサインを見逃していたり、気づいているけど見ないフリ。
自分が鳥と遊びたいという気持ちを優先していることが原因で攻撃しているのではないかな?と思います。



なぜかというと、私自身も以前同じ悩みを持ったからです。
考え方を改めたら、ピュオーラとフェルンのOKの時とNGの時がわかる様になりました。Noの時にどんなにこちらが要求したところで、悪化の一歩辿ることがわかりましたので、違うアプローチをしたら変わり、改善しました。



撫でたいから・・・は、人間の都合です。
撫でさせてもらえたら・・・と気持ちを改める必要があります(笑)
土下座じゃないけど(笑)
撫でるのが当たり前ではなく、「撫でてもいい?」の許可が必要です。
それが鳥さんへの愛情・・というか、気配りってものだと思います。


人間だって、来て欲しくない時や嫌な人が、急に頭撫でてきたり、身を寄せられたら「勘弁してよ!」って思うでしょう?
人間は愛想笑いで我慢できますけど、
鳥は嫌な物はいや!と”表現した上で”、やめれくれない・・・。
だから噛むって感じなんです。


そう、オカメインコに噛まれる場合は、
人間が「撫でたい」が先行していて、「撫でさせてもらえますか?」というワンクッションがない場合におきます。



また、オカメちゃん(他のインコ・鳥含む)の気持ちの喜怒哀楽の表現、
「今遊んで欲しい、今来ないで欲しい。今はしたいことがあるから、今は嫌だ。疲れているからそっとしておいて・・」など、いろんなサインを送っていますが、それを気にせず無視した結果、オカメちゃんの最大限の怒りである「噛みつき」と言う行動することを理解する必要があります。


例:人間関係に当てはめた「嫌な人」に対しての行動はこんな感じ

どうもオカメちゃんや鳥さんが考えていることはわからない・・。
まだお迎えしたばかりだからわからない・・・ってあると思います。
私も4年前はそうでした(^-^)


わからないことは悪いことではないんです。
これから学べばいいんです。だから、大丈夫です♪



鳥でわからないなら人間に当てはめてみましょう。
周りで少なからず嫌いな人とか、苦手な人っていますよね(笑)(いない人もいるなら幸せです。その人は人間関係が恵まれています)


職場の上司、嫁姑小姑問題、近所づきあいいろいろあります。
人間通しで苦手な人と接する時、「噛む」とかスアレス(サッカー選手)みたいなことはあまりできませんから、作り笑いしたり、ゴマすったり、やんわり避けたりしますよね(笑)


鳥はそんなことできないですが(笑)、
なんとなくそれに近いことをしているんです。
うちのピュオーラは、撫でられたいがために愛想笑いや様子伺いすることがありますが、多分珍しい現象だと思います(笑)


これから、その行動について写真で説明したいと思います。
(ちなみに、全てのオカメインコ・鳥に当てはまるわけはありませんよぉ)


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鳥の行動に合わせて動く 〜寄り添いから始めよう〜

鳥が「嫌だなぁ・・・」と警戒した時、する行動はなんでしょうか?
警戒行動の第一段階です。



皆さんのオカメインコちゃんが嫌がる時、
一番はじめにどんな行動をするかちょっと考えてみてください。



噛みつきに本気で悩んでいる人は、これを気づけるかどうか・・?
すごく大切なところです。
多分、これに気づけていない人が噛まれています。



この先を読まずに最低5つはリストアップすることをおすすめします。





そこで出た内容は飼い主さんが観察して気づいた、オカメインコの「NO」の反応です。
すぐに出てきたら、それはきっと飼い主さんがオカメちゃんのことを観察し理解している証拠です。
もし困っている場合、今後早い段階で改善できると思います。



めんどくさがってリストアップしなかったり、考えても出てこないなら、
オカメちゃんの噛み癖はきっと改善しないでしょう。



理解する努力を飼い主がしていないのです。残念ですが。
だからオカメちゃんも怒ってるんだろうなぁ〜と私は思います。




私は、はじめ第一段階は「噛む」だと思っていました。




でもこれは前回お話した通り、レベル最大級の怒りであるレッドカードと説明しました。
ちなみに、鳥の中でのイエローカード(危険信号)は、「口を開いて相手に向ける」です。





第一段階はもっと他の行動で出しています。



まず一番初めは、「避ける・逃げる」ではありません。



一番初めは、「止まる・静止する」です。


人間も四角やドアを出た時に、急に人がいたら「わっ!」とびっくりして静止したり身を屈めたりしますよね。
見た瞬間のけぞるくらいはしても、すぐには振り返らないですね(笑)



鳥も同じです。
鳥も嫌な人を見た時(来た時)「げっ!(・Д・)」って思うと、
一瞬体を固まらせて止まり、身を竦めます。



この時のオカメインコの反応ですが、嫌な人がくれば、固まります。
逆に好意的な人間が手を出した時のオカメインコは、
見た瞬間に「わぁ、やった♪ 来た♪」(๑╹ω╹๑ ) って顔してすぐに自ら寄ってきます。
放鳥中なら飛んで飼い主さんの元に寄るでしょう。


我が家のピュオーラは、まさにそんな感じです(笑)



私は大体ピュオーラが「やったぁ・・・撫でて♪」ってタイミングが、顔見たらわかるので大抵噛まれず擦り寄ってきます。


けど、嫌な人間が来ると静止し、
その次に逃げようとします。オカメパニックすら起こすこともあります。

警戒した時の秘策。次は逃げ場を作ってあげよう

人間もそうですが、出会い頭に人と対面すると、まず固まる。
そして相手の動きをを見ながら、左右どちらかに動いて避けようとしますね。


鳥さんも同じように、一旦「静止(固まる)」したあと、
相手と違う方向に避けようします。


「固まる」

「避ける」行動にでます。


避けるにもいろいろあり、
その場での避ける行動(Aとする)と、動いて避ける行動(Bとする)とがあります。

一番低いレベルは、
A1、背をのけぞる(顎を引く感じ)
A2、顔を対象物と違う方向に向ける
A3、背を向ける

次に、動いて避ける行動をとります。
B1、その場から左右に数歩動く
B2、対象物からすぐ離れる
B3、ケージ内なら一番離れた位置の柵の淵へ移動
  放鳥中なら、高い位置へ逃げようとします。


これだけで避ける行動がAとBで合計6つあります。


この時に「遊ぼ〜」と自分本意に動いている人は、
すぐに手を出して噛まれます。



もしちゃんと鳥を観察できていれば、
「あ、今嫌がっているな。警戒態勢がとれるまで待とう」と待てます。
これができている飼い主とオカメちゃんは信頼関係ができていますから噛まれません。


したがって噛むことに悩んでいる方は、鳥の反応を見て
「あ、固まっているな」って言う時は、それ以上近寄るのは避けてください。
手なんて絶対出したらダメです。余計怖がります。


嫌われているのは悲しいですが、
その代わり、鳥さんに対してすべき行動があります。


「あ、今嫌なんだね。わかった、これ以上近付かないよ、自由にしてね」と距離を作ってあげること。
つまり、避けているから逃げ道を作ってあげるのです。

この逃げ道を与えるかどうかは、とても重要です。
八方塞がりであれば、恐怖心は増えるばかりで抵抗するしか手段はありません。


逃げ道を作ってあげれば、追い込まれる必要ないですから
オカメちゃんは「あ、もうこれ以上こないから大丈夫だ」と気付きます。
これを何回もすると、鳥さんは「止まったり、少し離れるだけで飼い主さんがわかってくるれるんだ」と理解するようになります。




これが噛まれることをやめさせる、第一ステップです。
嫌なら距離をおく、そっとしてあげる=安心を与える。



これで怯えて、恐怖のあまり攻撃することはしなくなります。



相手に余裕を与えてあげれば、その分スキができますから、
そこをゆっくり埋めていく作業をすればいいんです。
時間かかりますけどね。


鳥は頭いいですから、一回嫌な思い出ができるとずっと覚えています。
それを解くには時間がかかります。



鳥の噛みつきを、ナンパ師と女の子に例えると・・・(笑)

噛み付く鳥と噛まれる飼い主をもうすこしわかりやすく、
嫌う、嫌われる例として例えるとこんな感じです↓



「街中で歩くかわいい女性にナンパする男性」




ずいぶん荒くて酷い例ですが(笑)




ナンパすると、女性は「げっ!」って思って当然警戒し逃げますが、
男性は「君可愛いね、ねぇねぇ〜あそぼ〜よ。ねぇ〜ったらぁ〜」と近づいている、そんな感じです(笑)


似てるでしょう?w
そう、嫌われる人ってそういう行動しています。
距離感がわかっていないから、グイグイせめて、ブチ切れられて逃げられるて嫌われるって行動です。


飼い主をナンパ師と言っているわけじゃないですけど、似た構図です。
一旦警戒感を抱いたオカメちゃんは、そんな感じで飼い主を見ています。多分。
いや、もっと「嫌なやつ」とシビアにみていると思いますが。


だから余計「あそぼ〜」っと擦り寄れば、
「うるっさいな!うざい、来ないでって言ってるでしょ!今忙しいのよ!」と、
ナンパする男性を振り払うように、鳥さんは飼い主を振り払います(笑)
それでも迫る(飼い主が手を出す)なら、鳥は噛みつきます。
人間なら、ビンタってっとこでしょうか?(笑)



だから、こう言う場合ちょっと捻った対応が必要です。
私が別にナンパの指導をしてるわけでもないし、ナンパ師になったこともないです。
ナンパされまくっていたってわけでもありません。
怪しいもんじゃありません(笑)



でも上手なナンパ師は、本音は「遊ぼ〜」だけど、ため前として「危険じゃない人」を装います。
例えば、「あの〜、すみません。◯◯行きたいんだけど、どうやっていくんですか?」と道に迷った人を演じたり、
「今新作の化粧水サンプル販売です、サプリです〜よかったらどうぞ〜」とか渡して油断させておいて、
「これからどこいくの?」とか、「どこからきたの?」、「なんかさ、今の笑った顔、めっちゃかわいいだけど、やばくない?」とか、ペラペラ相手が喜びそうなこと連発して褒めまくり調子にのせ、
「ちょ〜うざいんだけどぉ〜!」とかいいながら、ナンパされた女性も満更ではない・・・(笑)


そんな流れ・雰囲気を作り出します。



そんな雰囲気・・・って、どんな雰囲気やねん!って感じだけど、
そんな感じで自分に築かれた高い壁を、あの手この手で崩して塀を取っ払っていきます(笑)
まぁ、ぶっちゃけナンパを例に出さなくてもよかったんですけどね。
嫌われている人と、嫌う人の反応の一番わかりやすい例として出すために言いましたたが・・・。





鳥さんも同じで、
オカメちゃん:「いや!来ないで!」と壁を作り、
飼い主:「あ、違うのよ。今回ね、美味しいご飯仕入れたんだよ〜。ちょっと食べてみない?」


とか、
「いつもあげないけど、ひまわりのタネあげるよ。どう?いる?」
とかチラつかせると、
食欲には敵わずに寄って来るわけです(笑)

餌でなくても、ある程度コミュニケーションが取れているなら、
ナデナデすることをご褒美とすると、「ナデナデ」も効果的にです。(我が家はこれ)



初めはもらったら、「ふん、面倒なことをしてくれるな、、まったく」とか鳥さんも思うだろうけど、何度かしているうちに、今までの嫌気が10でMAXなら7、6くらいになります。


例が、ずいぶん話ぶっとんだ話になりましたけどね。



嫌な対象(ナンパ師であり、飼い主)に対して、能動的な行動を起こすため(女性が逃げる/鳥が噛むのを辞める)、
あえて「好きなもの」と「嫌いなもの」を同時進行させ、嫌悪感のレベルを下げ中和させる方法を、行動学では「脱感作」と言うそうです。



これを、鳥さんに一つのトレーニングとして行います。
簡単な方法では、大好きな餌を使っていきます。
そういったトレーニングをしながら、嫌なこと・避けたいことを中和して(脱感作をして)問題行動を減らし、目標の行動へと導いていくんです。



その詳しい方法は、前回紹介した書籍やトレーニング教室がありますし、
個体によって違いますから飼い主さんが調整してみてください。
この脱感作を上手できると、今まで避けていた手を仕方なく受け入れ、
そして徐々に「安心できるもの」と認識に変化が出てきます。


ケージに近寄って逃げないことからはじめますが、
順番としては
1、近寄る
2、ケージごしに餌をあげる、
3、ケージごしでナデナデする。
4、ケージの扉ごしで餌をあげる。
5、ケージの扉をあけてナデナデする。
6、手を出して、乗らずに近づける、
7、手を出して、乗らずに餌を食べる、
8、手から餌を食べる。
9、ケージ内で、止まり木から軽く離れたところでステップアップ
10、ケージの上でステップアップの練習


とはまぁ、こんな感じで段階的に増やしていくとやりやすいです。

ナデナデする時に許可をもらう

許可をもらうって、どういうこと?と思うかもしれませんが、簡単です。

急にモフモフしたいからと指出せば、写真のように「姿勢を低くし、口を開けて」警戒態勢に入ります。

急に手を出さずに、
「今撫でてもいいですか?」のサインを送ります。

これはどんなやり方でもいいと思うのですが、私は人差し指をオカメインコの顔の前に持ってきます。

距離的には20cmくらい前です。

この写真はちょっと近いんですが、こんな感じで指を出して、
「カキカキ」と指を曲げてアピールします。

ここで、オカメちゃんが警戒している場合、
静止して固まります。
もっと指を近づければ15cmくらいの位置で、指に向かって口を開けて威嚇します。

こうなったらすぐに指を話して、これ以上近づくのをやめます。


もしOKだった場合、オカメインコは頭を下げて最敬礼!みたいな態度をとります。



下の画像は、2羽同時の最敬礼。
フェルンちゃん、どこ向いてやっているの?笑

▼撫でてください・・・のサイン

これは100%OKのサインです。
ここまでこれたら、もう問題ないかな?と思います。

オカメもツンデレですから、内心では撫でて欲しいけど、でもちょっと警戒している・・今撫でられたくたくないという行動をとるときがあります。



フェルンちゃんのOKは、すごく特徴があります。

個性的なカキカキおねだりするオカメインコ

一見見ると、鳥のサインのセオリーとしては指とは反対の方をみているので『NO」のサインです。
しかしフェルンはここから逃げず、じっと後頭部を見せる行動をとります。
ドキドキしながら、じぃ・・・っと待つんです(笑)



通常動物も鳥も「後頭部や背後を見せる」というのは、危険な行動です。
でも、これをあえてしているフェルン。



これは、フェルンの中で「撫でてくれてよくってよ♪」のサインなんです(笑)
本当に嫌な時は、嘴開いて正面から指を噛み攻撃してきます。


攻撃してこないかなぁ〜大丈夫かなぁ〜と様子をみながら近寄ります。
急に頭をモフっと触れず、冠羽のぴーんと張った先端を、サワサワ優しく触れます。



そしてゆっくり羽の先端を指の腹でふれます(笑)
もし本当にOKな場合は、ここから急変します。


なんとフェルンは頭を指に強引に押しつける行動をとります。
後頭部を。

しかも、「もっともっと〜!」と結構ギューギュー押します(笑)



ここが本当にフェルンの可愛い女の子らしいところで、私大好きなんです。
本当は人一倍撫でられたいのに、ちょっとツンデレで素直になれない。
でも臆病・・・。
でも、心を一度開くとチョーアグレッシブの下手慣れオカメに大変身。



オカメらしいな〜と思います。



ですから、必ずしもみんな同じ行動をとるとは限りません。
個性があるので、どんな行動が『OKサイン』なのか?
それを飼い主さんが感じとるのも、一つの技だと思います。


だから可愛いんです、オカメって。

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まとめ 

最後にまとめです。
噛まれることに悩んでいる場合に飼い主さんがすることは、

1、噛む理由を考える
2、噛む前、自分がどんな行動をしているか?をリストアップ
3、噛むまでの段階を理解し、「止まる(静止する)」段階を知る
4、飼い主も、噛む(怒りMAX)から「止まる」までのレベルを下げる行動をとる
5、脱感作を取り入れる
6、慣れてきたら、ナデナデの練習をする


まず2、3が飼い主さんにとっては第一の壁になりますが、
これを乗り越えられると、大きく信頼関係がステップアップします。
こんどは3〜4ですが、これは1週間1ヶ月とかそこらじゃ解決できませんので、数か月かけてゆっくり進めていきます。
(嫌われているあなたは、ナンパ師なんです。
 相手の興味あること・楽しいと思えること・喜べるkととを見つけ出さないと、ナンパは成功しませんw)



鳥さんの「止まる」が読み取れた頃から、脱感作を初めていくと鳥さんとの信頼関係を復活または再構築できるかと思います。


ぜったい焦ってはダメです。
噛まれる習慣がある人は、「自分は嫌われている」ことからスタートして、「どうしたら嫌わなくなるか」がスタートラインです。
「どうしたら好かれるか?」は、壁を超えたあとの話です。
オカメちゃんに寄り添って愛情をあげましょう。

鳥さんは理由があって人間を嫌います。
本当は仲良くしたかったのに、人間が裏切る行動をしたから壁を作るようになりました。
嫌いになった理由は、人間が作っています。




でも嫌いになっても、飼われている鳥はケージから逃げることがません。
守るも放置するも全て飼い主がコントロールしていますから、信頼できない相手に対して鳥さんができる残された抵抗手段は「攻撃する」しかありません。




それを念頭に、どうやったら凍った関係を溶かせるか。
鳥さんと向き合って考えてみてください。



またいつか、手の上でオカメインコちゃんの笑顔を見れることを信じて頑張ってください^^
根気が必要ですが、だんだん心開いてくれます。


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