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換羽期後半戦のサイン、ツクツク(筆毛)もりもり・・

換羽期の羽 オカメインコの換羽期

こんにちは、ikuです。

冬の換羽について前回お話しましたが、理論はわかっているもののなかなかうまくいかず「人為的換羽」が起きてしまったピュオーラ君。

起きてしまったからには、ピュオーラは体調がガクッと悪くなるので栄養もりもりのご飯をあげて、なんととか乗り切ってもらってる12月。
いよいよ換羽期後半戦になり、ピュオーラのツクツクがたくさん出てきました。

というか、今回出過ぎです・・・(笑)

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換羽期の「ツクツク」って何?

 

まずオカメ飼いが数年の方はご存知かと思いますが、今年初めてオカメちゃんをお迎えで、冬の換羽がきて大慌てしている方もいると思うので、ツクツク(笑)の意味をご説明します。

 

ツクツクというのは、オカメ飼いの人たちの一種の造語みたいなもので、換羽期で新しい羽が生えてきた時にでる、トゲトゲの白い針のようなものです。
正しい言葉で言うと、筆毛(ひつもう)と言います。

この筆毛が生えたての時は、前回の記事でもご説明しましたが、筆毛の根元に血液が入っている様子がわかります。

根元が赤いですが、この赤い部分はまだ血液が流れています。

そのフワフワの羽毛を覆っている鞘(サヤ)が、血液があるうちはしっかりしていますが、羽がしっかり伸びてくると、カサカサに乾いた状態になり中から綺麗なフワフワの羽が出てきます。

その姿がこちらです。
冠羽の先端、広がっていない羽の先に白いストローの様な物がついているのわかりますか・・・・?

ピュオーラ:え?何みてるの・・・?モフモフしてくれるんじゃないのぉ・・・o(`ω´ )o

 

この乾燥した鞘(さや)の部分が出てくると、オカメ飼いの人たちはツクツクなんて言ったります。
私も、初めは「ツクツクってなんぞや?」と思いました。
(意外とオカメ用語(造語)っていろいろあるんですよね・・・)

 

このツクツクをパリパリ取るのが快感の人もいるみたいですが、新鮮な筆毛は折れちゃうと大惨事・・というか、下手したら大出血で命の危険があるので、無理に触るのはやめましょう。
上の写真くらい、羽の根元と先端が分離して上の写真のように先端の羽だけかぶっているようなカスカスな感じで残っているのは、カキカキしながら取るのは大丈夫です。

ちなみに、このくらいになってくるとオカメちゃんは毛繕いしながら、自分でお手入れして剥がしていきます。

 

このツクツクなのですが、今回ピュオーラ君の換羽が派手で、めっちゃくちゃいっぱい出てきたんです。
ツクツクとは、「これです!」と自信を持って言える写真が撮れました(笑)

 

ツクツクだらけのピュオーラ君です、どうぞ!

これだと、少しわかりにくい・・・。ちょっとツクツク出ているけど・・。

 

目、クリクリで可愛いよぉ、ピュオーラ♪(๑╹ω╹๑ )
はい、可愛いと思っているのは親だけです(笑)親の自己満です〜。

警戒心80%くらいのピュオーラ君ですが、そりゃそうだ。写真をパシャパシャとっているから、ちょこっとご立腹のピュオーラなのです。

 

こちらが、ツクツクの写真。
今のピュオーラのツクツク度95%、こちらです。

オカメインコの筆毛

羽の間から、これでもか!というくらい、バシバシツンツン新しい羽が生えてきています。
この針の様に出ている白い硬めの羽が、「ツクツク」です。(筆毛です)
写真だとこれだけど、実際見るともっと見えます。

 

すっごいたくさん!!!

 

このくらい筆毛が硬い状態は、根元もまだ血が通っている場合が高いし、オカメインコも神経質になっているので触るのは控えた方がいいです。
でも、私はこのくらい生えてくると「あぁ、換羽期がもう少しで終わるなぁ〜!がんばれ!」と気持ちが上向きになってきます★

 

しかし、久々にこんなにたくさん生えてくるの見ました。

 

これはさすがにピュオーラも大変だったと思います。

 

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換羽期で羽を生やす時には、たくさんの栄養と体力が必要

大変だった・・・の意味ですが、羽を落として新しい羽を生やすというのは、鳥にとってはかなりの大仕事です。

 

具体的に言うと、鳥の羽はたんぱく質の一種である「ケラチン」で出来ています。
換羽には羽を落として、新しい羽を生やすという工程がありますが、羽=タンパク質なので、羽を生成するためにはいつもの食事量では羽の生成が間に合わないので、いつもよりもタンパク質を接種する必要があります。タンパク質が不足していたり、うまく補えないとと、体内で羽を生成するだけの力が存分に発見されずきれいな羽を生やすことができません。

 

それでもやっぱり丸ハゲになるわけにもいかないので、羽を生成しなければいけません。
そこで身を削って体から栄養を絞り出して羽を生成します。だから体を酷使するので、ピュオーラみたいに体の弱めな子はゲッソリして、もうフラフラで食欲すらも湧かず食欲減退・・・、最終的に体重が落ちる・・ということになっちゃうんです。(・・・と、経験通して学びました)

 

だから、よく換羽期に「ネクトンBIO(現在は、ネクトンBiotinに改名)あげなきゃ!」となるのは、通常のネクトンSより、Biotinの方が羽を生成するために必要なアミノ酸(タンパク質を分解するとアミノ酸になる)やビタミンが豊富に含まれていることと、換羽期にエネルギーを消耗するので、その体力を維持すための栄養がたくさんはいっているからです。

 

人間で言うと、、、体調不良や、ちょっと元気欲しいなぁ〜というときに、栄養剤のリボ◯タンDとか、エナジードリンク飲んだりしますが、ここにもアミノ酸系の様々な成分が入っていて、私たちに活力を与えてくれます。
ネクトンBiotinも、これと同じような感じです。
こう例えると、オカメちゃんにとってはアミノ酸やタンパク質豊富な餌(シード)はすっごくエネルギー源になるとわかると思います。

 

うちのピュオーラ君、こんなにツクツクがたくさんある・・・ということは、羽がいっぱい抜けたということになりますが・・・。

 

今回、すっごく抜けちゃったのです・・・。

 

これ、数日前の写真です。

オカメインコの換羽期の羽

朝見たら、ピュオーラの下にドバ〜〜〜・・・・っとありました。 _:(´ཀ`」 ∠):

 

どのくらいの量かわかる様に、DJピュオーラのDJターンテーブル「ぴよこ」を置いてみました。

↓↓ DJピュオーラを知らない人は、こちらを除いてね。スクラッチしてます。w

これだけ1日で抜け、数日続いているのだから体力消耗するんですよね。
だから、あんなにツクツクも増えたんだ・・・・納得。

この中から1枚、素敵な羽がありました・・・。ほんときれい・・・。
いつも換羽で慌てつつ、私たち人間にはない「羽」に魅せられます・・・。

換羽で抜けた羽

 

換羽でまたまた激痩せしてるピュオーラ。
これはまずい!と思って体重測ってみたら、79gになっていてさらに衝撃。

 

いつも82gくらいで止まるのに、80g切ってる!(泣)

 

換羽始まる前は、すっごい元気に歌歌ってたのに・・・・最近歌わなかったもんなぁ。
仕事で多忙だと、たまにうっかり見逃してしまい、こういうことになってしまうので久々に焦りました。
すぐにネクトンBiotin(Bioの方が言いやすいよ・・なぜ、Biotinにしたのだろう)を追加。

 

他に、タンパク質が豊富な食べ物、フォニオパディ・蕎麦・オーツ麦・キヌアと、粟穂を一気にぶっこみ投入。

 

その数日後、体重がまだ上がらないので、最後の手段で麻の実とひまわりの種子を食欲の起爆剤として与えました。
(1週間経ち、今は84gまで戻りました)

 

この体重がガクッと下がるのは、本当にピュオーラの体質なんですよね。
フェルンでは、めったになりません。

推測ですが、ピュオーラをお迎えする前、ペットショップの世話の仕方と知識の未熟さが原因なのか、栄養が十分に足りてなかったから臓器や骨格がしっかり成長せず虚弱体質になっちゃったんだろうな〜と思います。
迎えてから、ブリーダー自家製のシードで一気に元気になり大きくなって今があり命救われたけど、私の知らないピュオーラの生後25~40日の餌の栄養が悪かったのだろうなぁ〜と思います。(推測ですが)
なんせ迎えたペットショップのご飯がひどい。オカメの雛ちゃんに粟の蒸したご飯あげていたんです。フォーミュラも入れず・・・。ひどい飼育環境ですよね・・・。

 

でも、お迎えを決めたあの日。
ヨタヨタと私に寄ってきて、左右に動いても近寄ってくるピュオーラを見て、「運命の子だ!」と思ってお迎え決めたし、幸せたくさん運んできてくれて・・・。今は大切な相棒です(笑)

 

▼お迎え後数日のピュオーラ。

オカメインコ雛

ガリガリ・・・。だけど、可愛すぎ・・・(笑)

 

あ、また親バカになってしまった・・・。

 

話戻して・・・、
ちょっと換羽期苦労するので、ピュオーラがんばれ〜と毎回声援を送っています。

 

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換羽期後半になると、ちょっと残念なことが我が家にはある。

換羽の後半、ツクツクが出てくると私はちょっと寂しい気持ちになります。
もうすぐ終わるので嬉しいけど、、、、寂しい。

 

何か?なぜ寂しいのか?
それは、

 

オカメインコ、ルチノーのシンボルのオパゲが消えてしまうから(笑)

 

いつもは無いか、チラッとしか見えないのに、
今回、なんと久々に広面積で頭の頭皮が見えているんですよぉ〜〜〜!!!

オカメインコルチノーのハゲ

小指一個分くらいの広さ♪ ワンダホ〜〜〜♪( ´θ`)
もう後頭部にも筆毛が生えてきているので、この筆毛が生えそろうと、
ピュオーラのおハゲが隠れて見えなくなってしまうのです・・・・(/ _ ; )

 

あ、泣くほどでもないんですけどね。(笑)
ハゲはネガティブイメージですが、オカメインコのハゲだけは超★ポジティブイメージ(笑)
(人間にも換羽ってあったらいいのにねwww)

 

つる〜ん!★と綺麗に見えているルチノーのオカメちゃん多いですが、
我が家のルチノーピュオーラは、通常時はおハゲがないので、これもまた春まで見納め・・・・。(笑)

 

そんな我が家の換羽です。
早く完全に終わって、平和な日がきますように。

 

さて、もう直ぐ2020年がやってきます。
今年も残り15日です。

今年はちゃんとオカメの春の繁殖シーズン始動時期の2月末に始められる様に、
体のコンディションを整えなくては!と、今から気合い入っています。私がだけど。(笑)

 

まぁ彼らはマイペースなので、うまくいくかはオカメの神様のみぞ知る・・・です。
お互い、また仲の悪い元の状態にもどっちゃったんだよなぁ・・・・。

部屋が暖かい時にフェルンが時々発情しているので、「まだ早い!」と、部屋を寒くしてでも発情を抑えている・・・今日この頃です。

 

オカメインコのライフスタイルに合わせるのが、オカメ飼いの宿命ですね(笑)
夏はエアコン涼しいのはオカメインコには良くないので、私が暑さに耐える。
冬は暖かくしすぎると余計な発情と換羽が起きてオカメインコの体に悪いので、私が寒さに耐える。

 

おかげで、私最近体が丈夫になり暑さ・寒さに耐えれる様になったikuでございます(笑)

 

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