冬の換羽は2種類ある。暖房とペットヒーターによる温めすぎに注意しよう

オカメインコの換羽期
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こんにちは、ikuです。

今日は寒いですね。今年の冬は、ちょっと変ですね。
いつもならすごく寒い冬らしい日が続きますが、今年は寒い日と春の様に暖かい日が(20度近い)急に来たりと、寒暖差が激しくてオカメインコの温度管理が難しいなぁ〜と感じています。

東北・北海道は極寒で、吹雪の予報なども聞きます。
関西から九州地方の冬は、どうなんだろう・・?と、気持ちをめぐらせたりします。
日本も小さいけど、広い。その土地によって、冬の温度管理方法って変わってくると思いますが、皆さんはどうされてますでしょうか?

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冬の換羽は、大きく分けて2種類のタイプに分かれる

皆さんのオカメちゃん等の冬の乗り切り方、いろいろあると思います。
我が家では、常時ヒーターをつけることはあまりしません。

うちがペットヒーターをつける時は、冷え込みが5度前後か下回る時、夜から朝への寒暖が激しい時などで部屋が寒くなるときにつけています。
なぜかと言うと、オカメインコって意外と寒い環境にも適応できる能力を持っているからです。

もちろん、今年の春や秋に生まれたひなちゃんや、ピチピチの若鳥さんの初めての越冬に関しては、自分自身で体を守る方法が未熟な為、かなり慎重になった方がいいと思います。

でも既に1度冬を越し、成鳥になっているオカメちゃんは、冬の寒さに慣らす様に育てた方が体が強くなるし、本来冬用に生える羽がしっかり育ち、冬の寒さに対しても自分で耐えれる様になるからです。
ちなみに、冬用の換羽が上手にできたオカメちゃんの首回りの羽は、夏と比べるとビッシリ密度の高い羽毛が生えます。

明らかに多いのでわかると思います。

でも、換羽が秋から冬にかけての10〜11月頃に1回あったのに、12月頃に起きた場合は注意が必要です。

なぜかと言うと、12月頃の真冬に起きる換羽は、「人為的」な環境が原因で起きるからです。

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換羽で抜ける羽の量は、鳥(個体)によって異なる

私はオカメインコをお迎えしてから4年目の冬を迎えますが、経験上、換羽期は大まかにいうと春と秋の2回。場合によっては、寒暖差によっては3回くらいあります。

換羽期の回数や、羽の抜ける量は個体によって違います。

うちのピュオーラは体が弱い方なので、換羽期になるととても体力を消耗します。


とてつもない量の羽が抜けるため、朝ケージカバーを取るとバサバサ落ちている羽をみて驚愕します。(笑)

朝、ピュオーラの顔を見ただけで、どれだけげっそりしてるか最近わかる様になってきました(笑)

本当朝から疲れて、羽を膨らまして、ふてくされた様な浮かない顔をしているんです。

だいぶ前の写真ですが、調子が悪かった時の写真はこんな感じです。

体調不良オカメインコ

浮かない顔してるでしょ、、?

でも本当に辛いんだよね、ピュオーラ君。可哀想に、、

ちなみに元気いっぱいの時はこんな感じです。

羽もピタ〜〜っと体に沿っていて、ムチムチしています(笑)

ピュオーラの羽の抜ける量は細かく数えたことはないですが、1回で小さな羽10枚なら軽い方です。
換羽期真っ只中で抜ける時は、20枚くらい抜けて、剥げるるのではないか?と言うくらい抜けます。

ちなみにピュオーラはルチノーですが、ルチノーのシンボル「オパゲ」(おハゲ)は平常時は羽がしっかり生えて肌色は見えません。
でも、換羽期になると毛が抜けて「オパゲ」がチラリ(笑)肌色が見えるくらい ”うすらハゲ” になります(笑) 

このハゲ頭を見るのが、私にとってピュオーラが見せる換羽期のちょっとした楽しみでもありますが・・・。ピュオーラ的には、体に負担かかっているのでいい迷惑かもしれません。

一方、
健康優良児のフェルンは、羽は抜けるものの、そんなバサバサは落ちません。

オカメインコ、フェルン
ただ、脂粉が多くなり細かい羽毛がチョロチョロ出ます。
ピュオーラの様に、大小問わず羽一枚パラパラ・・と言う感じではなく、羽の根元のフワ毛(羽の根元にある、ふわふわの柔らかい羽)がパラパラ落ちます。
多少体重は落ちますが、ピュオーラのようにげっそりすることはありません。ただ、春の大換羽では結構バサバサ抜けます。

個体によって、羽の抜け落ち方が違うので不思議だなぁ〜と思いますが、これだけ違います。

秋から冬へ。季節的な換羽

さて、本題の冬の換羽ですが、まず、秋から冬にかけて起こる適切な時期に起きる換羽について。
これは、いわずもがな・・・ですが、鳥が本来持つ”冬の寒さに耐える為”の換羽です。

鳥だけでなく、犬や猫もありますね。
時期は残暑も終わり、10月から11月の紅葉シーズン。昼と夜の寒暖差が激しくなり始める頃・・・・ではなく、
その少し前くらいからオカメちゃんは羽を落とし換羽期に突入します。

なぜ寒暖差が激しくなる「少し前」なのか?というと、
寒暖差が激しくなる頃には、すでに冬用の羽を生やして寒さの準備をしなくてはいけないからです。
鳥は、人間みたいに、「今日は朝寒いけど、日中はポカポカだから、インナーは軽めでジャケット着ればいっか!」とはなれません。
意を決して「今落とそう!」と気合を入れて、換羽期に突入します。

なので、換羽期が起こる前というのは体力を貯めるために少し体重がUPする子もいます。
ピュオーラは、平均体重(理想体重)は80g後半ですが、換羽期前には92〜3gまで体重をあげてから突入します。
やはり、命がけとは行かないものの、エネルギーを使い体をすり減らして羽を落とし・生やすので準備をするんですね・・・。

これが、季節的な換羽です。

人が作り出す環境に、鳥が反応する”人為的な換羽“

次に「人為的な換羽」について。
つまり、人の手によって作り出される環境に、鳥が適応して起こす換羽です。

回りくどい言い方ですが、簡単に言うと「暖房で起こる換羽」です。
冬に突入して人間が「寒い」と思って、暖房をつけ部屋を暖かくしますが、鳥さんたちは一旦寒さに適応しようと「季節的換羽」を終えたのに、暖かくなったもんだから「春だ!」と勘違いして換羽を起こしてしまうのです。

 

もしくは、昼にガンガン暖房をたいてヌクヌクの部屋を作り、人間が寝る夜中は暖房を消して寒くなる・・・という感じで、人為的に1日の中で寒暖を作ってしまい、温度に敏感な鳥さんは「冬だ!」と再度勘違いして換羽を起こしてしまう・・・。

 

そういった人為的な換羽があります。これによって、鳥さんは季節的な換羽からやっと立ち直ったのも束の間、体にエネルギーを貯める暇なく再度換羽が起きてしまって、冬場にぐったり・・・としてしまったり、風邪を引いたり、食欲低下を引き起こすことがあります。

 

人間と同じ環境で住む限り、冬の温度管理って難しいことなのだと思いますが、
鳥にとっては冬の暖かさも一大事になることもあるので、あまり「寒いから」とオカメちゃんをヌクヌク温室で生活させるのも、あまりよくありません。

 

ペットヒーター使用による、過保護が原因の換羽

そして、冬のペットヒーター設置について。

これは、このブログでも何度もお伝えしていますが、冬のペットヒーターの使い方を間違った使い方をしている人が結構多いのが現状です。

しかもビニールカバー付きと言う、オカメちゃんにとって最悪の環境にしてる方がかなりいます。

 

ペットヒーターは、もちろん冬を乗り切るための鳥用の暖房器具として重宝されますし、ペットショップも暖房をつけて冬支度しよう!と販促を始めるため飼い主も触発されますが、使い方を間違えると、冬に迎える本当の「危機」に力を発揮させることができません。

 

ここ、すごく大切な所ですので、冬支度始める際に頭の片隅に入れておいて頂きたいなぁと思います。

若鳥さんや雛ちゃんは除いて、成鳥さん対象の話です。

 

どういうことかというと、通常体調を崩してしまった場合は保温をしますが、
冬場、常に暖かい状態(サーモスタット20〜25度くらいの設定など)にしておくと、冬場にいざ保温が必要になった時、「保温効果」を鳥さんに与えることが難しくなってしまう・・という現象が起きます。
設定温度を30度や、それよりもっと温度を上げないと鳥さんの体調を回復、または現状維持させるための”保温”ができなくなってしまいます。

 

ただ30度以上あげて体調が安定すればいいですが、「27〜29度設定=保温」と思っている人が結構いるため、保温の本当の意味を知らないでると、場合によっては命の危険晒される鳥さんもいます。

 

外は10度とか(北国ならもっと寒いですね)寒いのに、家の中は23度前後の温い状態、それにペットヒーターを追加して、さらに保温となると、鳥さんは常夏状態。

体調不良時の保温方法とは、28度などと温度で決めるのではなく、鳥さんの羽の膨らみが取れた温度が、適正温度です。羽ね膨らみが30度過ぎても取れないなら、まだ保温温度が足りないことを意味します。

 

このような環境で、冬場に保温しようと27〜29度に設定しても保温の効果を得られない・・というのは言うまでもありません。

 

冬に落鳥が多い理由は、一つはそこにあると言われています。病気を除き、体調不良で回復出来なかった鳥さんは、適切な保温が出来ず体温を維持できず残念の結果にと言うケースもあります。(全てではありませんが )

 


初めての越冬に挑む若鳥さんなら、尚更です。

 

私の鳥専門の獣医や、フェルンのお里のブリーダーさんからもアドバイスを受けていますが、室内外であるなら、冬はなるべくヒーターは使わない環境で育てなさいと言われます。

 

それは、冬に起こる体調不良に備えるためでものあり、体調不良にならないように、体を強くするためでもあります。

 

実際部屋の温度ですが、ヒーターつけなくても大体18〜20度くらいは実際あります。
ヒーターつけると23度くらいになります。

 

その温度の事実・・・っていうのもおかしいのですが、実際の環境に目を背けて、
周りがつけているから、冬だから・・・という理由でつけるのは得策と言えないと私は思います。

 

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でも、冬場の換羽期では温めることも必要

温めない方がいいのに、冬場の換羽期で温めるのも必要・・・?
一体何を言っているかわからなくなりそうですが、、、一体どっちなの?と。

これだけ力説してきましたが、、、、。
我が家も寒い時は暖房をつけますので、ピュオーラ・フェルンが住む部屋も暖かくなります。
それで、やはり換羽が起きてしまっています。(笑)
今は後半戦に突入していますが。

理論はわかっているけど、実際は・・・というところです。

最終的に、暖房をつけたことでもし換羽が起きてしまったなら・・・?
日中15度以上なら、部屋の気温は20度前後なのでヒーターはつけませんが、
10度前後になる場合は、これ以上寒さで体力を消耗しない様に保温をするようにしています。
日中と夜の寒暖差をなるべく減らし、20度前後をキープさせたいからです。

そして、換羽期の後半・終わり頃になってきたら、
温度調整をして、ヒーター有りの温度から、ヒーターなしの温度=暖房つけてない時の室温でも生活できる様に、体を慣らしてあげる・・・ということをしています。

後半かどうか?は、首元の羽の付け根「筆毛」があるかどうかでわかります。

ちょっと、ピュオーラ君、首元触らせてね。

▼ピュオーラ:なに、この指・・・o(`ω´ )o 

怖い顔してる、、、(笑)

ピュオーラ:あ?カキカキ・・・? ん・・・?

換羽期後半のオカメインコの筆毛

ありがとうね、ピュオーラ。

カキカキに見せかけて、実は首の筆毛が目的なのよ・・・(笑)

▼ピュオーラ:むむ・・・? あれ?もう終わり?

また、ダースベーダーになっちゃった(笑)

羽の付け根にピンクの部分があるのわかるかと思います。
これ、筆毛(ひつもう)といいます。

生えたての鳥の羽は、まだフワ毛もなく先端も羽が広がってなくて、
針の様に硬い筒状になっていて、この写真の様に筒の中に血液が通っています。
ストローの中に液体があるような感じです。

この筆毛が育ち、羽の先が十分に伸びて広がるころには、ストローで例えるとプラスチック部分がポロポロ剥がれてきて、
同時に血液もなくなり中が空洞になり、私たちがモフモフ楽しんでいるふわふわの羽毛が完成します。

ですから、換羽がどのくらい進んでいるのかな??あとどのくらいで終わるかな・・・?
と思って、様子を知りたい場合は、首元に筆毛が生えてきているか?というのを、一つの尺度としてチェックするのもいいと思います。

この筆毛。オカメ飼いや鳥飼いさんたち用語で「ツクツク」といいますが、
ツクツクも筆毛の最終形態のことです。

このツクツクの周りについて、羽を保護している皮を剥がすのに萌えるオカメ飼いさんたちはたくさんいますが、ツクツクが出始めたころには、おかめちゃん達の換羽も後半戦。疲れも緩和してきて元気になってきます。

オカメちゃんの体の表面をみて、ツクツクが出てきたら換羽がもうすぐ終わる証拠。
あと1週間くらいで換羽が終わると思います。

一つの参考にしてみてください。

筆毛ですが、血が通っているものはなるべく触れない様にしましょう。
筆毛からの出血は、人間で言う「採血で血液がドクドク出てきている時と同じ状態にある」と思ってください。
万が一触れて筆毛が折れた場合、折れた部分から大量出血して止血が非常に困難になることがあります。
もし折れて出血が止まらない場合、この折れた筆毛の部分(針の部分)をピンセットなどで抜く処置を行います。採血の針を抜くと、血が止まるのと同じです。その後抜いた部分を清潔なガーゼなどで圧迫して止血するか、小麦粉・片栗粉などを塗って止血をします。
もし日中であれば、大至急医者にみてもらいましょう。
ちなみに止血剤は、爪切り時の出血用の場合が多いので皮膚に直接塗るのは危険ですので避けましょう。(火傷後のようになることがあります)
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暖房の季節は、こまめに健康状態を把握しよう

冬の換羽について話しましたが、なんだかんだで結構面倒くさいですね、冬の温度管理は。(笑)

気を使う、、と言う意味でです。オカメちゃん達は命かけて、換羽してますから、始まっちゃったらネクトンbiotin(旧Bio) や、タンパク質が豊富なフォニオパディ、オーツ麦、キヌア、蕎麦などをあげて体力をつけさせるしかないですね。食欲低下してしまったら、起爆剤として麻の実やひまわりの種も有効です。( あげすぎ注意です。元気になったらやめましょう)

人によって、生活スタイルによって、換羽や保温対策のやり方は違うと思います。
でも、冬場一番鳥にとっていいことは、「季節を感じさせる環境を作る」ことです。

極論を言うと、ヒーターは使わなくてもOK。オカメ飼いのプロは、みんな口を揃えていいます。

ただ、飼い主が、、人間が「寒いの可哀想」「体が弱ったら不安・・」と勝手に心配して、暖房ガンガン・ヒーターでホクホクさせているだけ・・・、なのです。
私も様子をみながら、我が家のオカメたちがヒーターなしで冬を越せる強い個体になるよう奮闘中ではありますが、なんとなく最近意味が体で理解できてきた気がします。

ずっと1日一緒にいれるなら暖房つけっぱなしでいてもいいけど、先ほどの「危険」な状態になったことを考えると過保護もいけない。

仕事で家から離れている時もあるので、温度管理が難しい時もあります。
だから、オカメちゃんが寒さで辛い思いをしないよう、ヒーターをつけておこうと思う気持ちもあります。私も、そのうちの一人です。

結局私の場合、いろいろと面倒を見ては試行錯誤くりかえしているので、やっぱり「過保護」なのは変わりないのですが・・・(笑)
でも、去年よりはヒーターや暖房に頼らない冬を過ごすことはできているかな?
だからか、ピュオーラも大きな体調不良を起こすことなく、元気に冬を過ごせているのかも。
(というか、ヒーターつけた方が体調を崩す機会が増えるのか・・・?昨年はそれがいけなかったのか?)

でも何かあってからでは嫌なので、ヒーターは起動はせずに設置だけはしています。(笑)
毎朝、毎晩天気予報とにらめっこは、例年通り変わっていません(笑)

1日で10度以上温度差が出て、且つ気温が低い日は日中ヒーターはつけて仕事にでますし、
朝気温が7度で昼15度くらいだったら、日中の部屋の気温は20度を下回らないので、ヒーターは起動せずに外出します。
そんな感じで、我が家のオカメズの気温設定は、大体18〜20度くらいをキープさせながら、無駄な換羽を起きない様にしています。
今年は暖かいので、ヒーターつけない日が多い気がします。

参考ですが、外飼いのオカメインコは気温がマイナス2−3度くらいでも大丈夫なのだそうです。

マイナスですよ?

なぜか?それは、秋から冬にかけての換羽で冬用の羽が生えて、外の気温に適応できているから。そして人為的な換羽を起こす環境にいないから( 外だから)、
その温度でも大丈夫なのだとか。
だから、オカメ飼いのプロたちは「オカメの体の強さ」を知っているが故に、「室内飼いのオカメインコは、ヒーターつけなくて大丈夫」と言うのだと思います。

オカメインコは、私たちが感じているより体が強いんです。
寒い日にだって、水で水浴びもするし・・・(笑)びっくりしたけど、でも、そうなんだなぁ〜と思います。

今日も、朝気温6度だったのにピュオーラ水浴びしたし・・・。(笑)
室温20度あれば、水が冷たくてもオカメは平気らしい。
・・・ということで、私も早く冬場の過保護から脱却しなくては!

一歩でもオカメインコのプロに近づけるように・・・日々邁進です。笑

今年も元気に越冬できますように。
冬の換羽のお話でした〜

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