こんにちは、ikuです。
タイトルで今日の記事内容の全てが書かれています・・・(笑)
フェルンがんばりました!1歳と11ヶ月目にて初産☆
卵生まれました〜〜〜!!!
もう感動です・・。Ikuは感動です・・・。
フェルンが無事に産んでくれて、母体も無事で本当によかった・・・。
死んじゃうんじゃないか・・・と思った・・。
フェルンの初産、簡単な産卵ではありませんでした。
今日というめでたい日を遡って書きたいと思います。(自分の記録としても)
朝に卵なし。やっぱり卵づまりか?急いで病院へ
昨日のかかりつけの病院へ電話し、「翌朝卵がなければ来院」と伺っていました。
昨日から今日にかけて、私が卵産むわけじゃないのに「朝、目冷ましたらフェルンが床に寝転んでたらどうしよう・・」と思いながら夜を過ごし寝つきが悪かった私。
なんとか朝を迎え、いつも6時半起きなのに5時半に起床(早すぎ)
巣箱を見てみたら・・・。
ない・・・・。卵ない・・・。
フェルンは巣箱入ってたら待とうかと思ったけど、一夜いつも通り普通に止まり木で寝たようで・・・。意外とピンピンしていたので一安心した朝でした。
ただ昨日までは、朝起きると大量のうんp(溜めフン)ががあったのに、大量の水分のシミとちょっとのうんPしかない。
便の量が昨日の比べて明らかに少ないのがわかりました。
よく聞く「卵詰まりで床にうずくまる」とか「床に居座って、尾羽をあげている」様子はなし。うずくまるような様子もない・・。
本当に卵詰まりかな・・・?というのもありました。なんせ、私はオカメインコの産卵が未経験。
前日、フェルンの症状が心配でインスタに投稿したところ、オカメインコ飼いの産卵経験ある先輩方からアドバイスをいただきました。(もし、先輩方でこのブログ見てくださっていました、その節は本当にありがとうございます☆)
フェルンの諸症状が「卵詰まり」の症状に近かったり、産卵直前の様子にぴったり当てはまっていたので、可能性が高まっていることを感じていました。
結局、卵ないものはないし、便の状態も悪い、羽もクロスせず肩が落ちている感じは変わりなかったので、朝イチで病院に電話して緊急で診察してもらうことになりました。
緊急処置。注射と手当
12時すぎに病院到着。フェルンはうずくまる様子はないし、いつものように平然としている。「鳥らしい行動をとってる」(鳥は体調を悪くても弱みを見せない・・ってやつです)フェルンちゃん。
家では肩をはあはぁ言わせていたのに。羽も膨らましていたのに・・・。
先生が見ても、「そんなに大したことないですねえ」なんて言われそうな位の様子。
どうかなぁ〜と思っていました。
でも、さすが鳥専門の先生。触診してすぐに「卵がある」と・・。
しかも結構奥にあるので、難産かもしれないと。
初産は「卵詰まり」になりやすいそうです。
カルシウムの注射と、卵の滑りをよくする潤滑剤の注射二発をお腹にぷしゅ・・。
フェルンの断末魔・・「びぇぇぇぇぇぇ〜〜〜!!!!」
その後、しばらく保温した後に、獣医二人がかりでオタマ救出が始まりました。
オカメインコの小さな体。その中にある卵が詰まると、とんでもなく一大事になる・・とこの場の空気で身にしみました。
フェルンの卵は、卵管の出口よりも奥にあること、人間の女性でいう子宮口の出口がまだ開いていないため、どうにも出てこない。無理やり触れると、体内で卵の殻が割れてしまうと摘出するのに非常に困難を極める状態になるとのことで、もう1日見ることになりました。
翌朝に生まれてなければ、第2段階で再度注射して、また押し出すか、入院して様子を見る・・ということを告げられました。
院内で保温している時の写真がこちら。
注射してから数分。なんかちょっと頭を下げて、足広げて、腰を低くするような格好をとるようになりました。
こういう低い姿勢。フェルンではあまり見たことがないです。(巣箱の中ではしてたのかもだけど・・)
いきんでいたのかもしれません。たぶん・・?
結局30分経っても変化がなかったので、お薬と、もし帰宅後に食欲が低下して食べなくなると危ないということでパウダーフードと強制給餌用のスポイトをいただきました。
強制給餌は、喉にニードルを通すのは危ないとの判断で嘴に挟む程度の小さいスポイトタイプ(スポイトの先は、口にいれても1cm未満の短いもの)を処方されました。
雛の挿し餌の経験はありましたが、強制給餌は未経験なので内心ビクビクでした。
病院にいるときは、ケージ内の餌をポリポリ食べているそぶりを見せていたので、どうにか夜も頑張って欲しい・・・と願うばかりでした。
帰宅後、フェルンが巣箱に一直線
帰宅して1次半〜2時くらい。ピュオーラは相方が急にいなくなったため、フェルンの姿を見ると大きな声で叫びました。
フェルンもすぐにピュオーラの近くにより、ちょっと休憩。
ん?お二人さん、仲良いじゃないの・・?
フェルンの様子を見て、そんなすぐには産まないかな〜とは思ったのですが、卵があるとわかった今、安心して産卵できる環境を作るためにケージ半分をケージカバーで多い30度設定で保温しました。
このケージがある場所ですが、私の部屋の入り口付近なんです。
どうしても私が部屋を行き来する時に通らなくてはいけない場所で、巣箱投入してフェルンが神経質になり始めてから、この前を通るときは物音立てないように「そ〜っと」出ていました。
でも、フェルンは人の気配を感じると、時々巣箱から飛び出るように慌てて出てくる姿を何度か目撃していました。
こんな環境じゃ安心して卵産めないな・・・と思い、昨日からこの写真のように巣箱側のケージにカバーをしてこちら側の様子を見れないようにしていました。
すると、15分くらいしてからフェルンは巣箱へ・・・。
▼巣箱に入ったフェルン(昨日と同じ写真です)
イクメン?!ピュオーラがフェルンを歌で応援サポート!
フェルンが巣箱に入ると、門番をするピュオーラ。
今日のピュオーラは、ちょっと一味違いました。
こっちを全然見ない。
しかも、その場から全く動かずに巣箱に向かって一定の感覚でピチョピチョ鳴いているんです。
いつもは私が横から見ると、しばらくしたら巣箱から離れるんですが、今回はずっと巣箱のフェルンに話しかけてる様子。
こんなにずっと一定間隔でピピッ・・・ピピッ・・って鳴き続けるのは見たことないし、私を見る様子もないので、そうっとしておこうと思い、隣の部屋に私は移動しました。
2時すぎてから、ピュオーラはピピッピピッ・・という囀りを続けたあと、いつものようにピュオーラメドレーを歌い続けました。
いつもは全部歌うと終わるんですが、今日はず〜〜っと鳴いています。
なんと嬉しいことに、私が教えた全ての音・歌(9つくらい)全て歌う大合唱状態!
もう大感動!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
私が教えたことを、この大一番でフルコーラスで使うなんて・・・。
ピュオーラ、もう粋すぎる!!!
ikuは、もしピュオーラが人間のメンズだったら、恋をしてしまうよ。
フェルン、羨ましいぞ・・・☆
私は、このピュオーラの行動を見て閃きました。
もしかしたら、ピュオーラはフェルンの産卵応援しているのかも・・・?と。
ピュオーラは、私なんかよりずっと早くフェルンのお腹に卵があるのに気づいていたのかもしれません。
うん、間違いない。
鳥にしかわからないカンっていうか、予兆があるんだ。きっと。
1時間近くずっと歌い続けていました。
こんなに長い時間鳴くの聞いたことがない・・・っていうくらいです。
時々合いの手打つように(能の”ぃよぉ〜〜〜〜!!!”って声)フェルンがか細い声でぴぃぃ・・鳴く声も聞こえました。
なんとピュオーラは、フェルンを守り、フェルンの産卵のサポートしているんです。
産婆さんみたい・・。
巣箱の外から見つめて「がんばれ!がんばれ!」って応援してるんです。
フェルンが卵一生懸命出そうとしている姿見て、オスなりにサポートしているんだと思いました。
2時半頃ちょっと除いた時、巣箱の穴から中を覗き込むようにして、ピュオーラメドレーを聞かせるピュオーラを発見。
その後、なんと巣箱の中に一緒に入りました。
いつもフェルンに追い返されて巣箱に入れてもらえなかったのに、今日は巣箱に入れてもらってる様子です。
人間でいう分娩室に入って、出産立ちあっているイクメンパパみたい。(笑)
オカメインコのオスって、みんなこういうことするんでしょうか?
こんなイクメンなんですか?
少なくとも昔(小学校のころ)飼っていたセキセイインコはこういうことはしていなかったなぁ〜と思いました。
ピュオーラ・・・・。
あなた、めちゃくちゃイクメンじゃないの・・・。
フェルンに派手に追いかけ回されていじめられてるように見えてたけど、ピュオーラにとってはフェルンは大切な愛しいパートナーだったんだね。(≧∀≦)
ちょっとアラフォーの私。
涙腺緩みましたよ・・・。鳥の・・・オカメインコのパートナー愛というか・・・。
小さい体だけど、すっごい大きな愛情持ってるんだなぁ〜
どんなにいじめられても、「大好きなフェルンちゃんを守るんだ!」って強く逞しいピュオーラの姿に・・・
ピュオーラの大きな愛情とガッツに・・・
不覚にも、感動泣きしてしまいました・・・。
なんていい子なんでしょう。
しかも、それをちゃんと受け入れたフェルン。
まだ1歳11ヶ月で初産で、難産になってしまったフェルン。
一生懸命戦ってる姿に、またまた感動・・・。
(もう喧嘩しなかったら、尚素晴らしい)
そんなわけで、
これはマジだ。本番来てる、近くにいちゃいけないな・・・邪魔しちゃいけない。
本当にこれから産まれる・・・。
多分今日中に産まれる・・・。
と思って部屋を出て、隣の部屋から見守ることにしました。
生まれた・・・やった!フェルンがんばった!
「その時」が来るのは、思った以上に早かった。
3時になるかどうか・・というところ。急にピュオーラの応援メドレーの鳴き声が止んだ。
急に静かになったんです。
カタカタ・・と聞こえたので、あれ?巣箱から出ちゃったのかな?と思って、部屋に入りケージ近づくと2羽ともケージに出ているのを発見。
巣箱側のケージではなくて、左の共有スペースにいました。
もしや!!と思って、恐る恐る巣箱をあけました。
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
yes!
いえっす!!!
やったぁぁぁぁ!!!!産まれた!!
初オタマ!
フェルン頑張りました!
╰(*´︶`*)╯♡
オカメインコの卵って結構大きいんですね。セキセイの卵と比べて結構大きい。
この卵。
令和元年産まれの卵です!!!
めでたい・・(´∀`)
私ikuの誕生日ですが、実は先日の5月7日だったのですが、その3日後にフェルンのオタマ誕生!
ちょ〜〜〜〜〜めでたい5月!!!
(ついでに、ピュオーラの誕生部が5月26日、フェルンが6月5日)
5月10日、午後14:59 卵発見です!
卵に血がついていたのですが、
また乾燥してない生生しい血がついていたので、産み落として数分しか経っていない卵だろう思いました。
ピュオーラが頑張って応援して、フェルンも頑張って産んだ卵。
がんばって産んでくれて本当に嬉しい☆フェルンにお疲れ様と言いたい☆
けど・・・
こんなに盛り上げといて恐縮ですが、
多分、無精卵・・・・。_(┐「ε:)_
あんな仲悪かったし、背中なんかに乗れるはずがない。
これ、無精卵だと思います。
無精卵でも、ピュオーラは「その気」になって応援していたのだろう思います。
いや、もしかしたら私が見てないうちに事を済ましていたのかなぁ?とか、数パーセントの希望もありますけど・・・。
フェルン、抱卵してないし・・・(泣)
興味も示してない・・・。(泣)
こんなものなのでしょうか? 産んだ後、両者あっケラか〜ん・・。
嬉しいけど、なんだかちょっと虚しい・・・。
有精卵だったら、自然界なら人間が手にしたらヒトの匂いがついてしまうため卵を捨ててしまうという話をチラリと聞いたことがあった。
でもすでに2羽とも見捨てている、、、、。
この状態。
無精卵だろうと思い、せっかくなので卵を手にとってみました。
卵に少し血がついてる・・・。
立派な硬さでした。しっかり硬い。
重さは約3g。
フェルンの体重が103g から99.6gになりました。
大きさも測ってみました。
2cmちょっと。
オカメインコの卵って大きい☆
これは卵的に大きいのか?小さいのか?
正直よくわからないですが、ペットショップにあった擬卵はもう少し大きかったような・・。
でも、すごい大きい☆
フェルンも今元気復活してます。
夕飯もちゃんと食べて、102gに戻りました。
今夜は、強制給餌する必要もなさそうです。
とりあえず、病院でもらったお薬を最低3日間はあげるとのことだったので投薬します。
これが有精卵だったら・・・。
とも思いますが、フェルンの命が助かったことが何よりも嬉しい。
そしてママとなったフェルンにおめでとう
ママになるサポートをしてパパになったピュオーラにがんばったね!といいたいです。
長文失礼しました。とても嬉しかったり、複雑な心境がうまくまとまらず・・。
明日以降、フェルンが卵をそろえるか、この1個で終わるかはわかりません。
初産の場合は1個だけ産んでそのまま終わることもあるし、4、5個揃える場合もあるとか・・。
ただ一つ。
無精卵であっても卵を産んだ場合はすぐに撤去せずに1ヶ月そのまま置きっ放しにしてくださいと先生から指示があったので、おきっぱなしにしようと思います。
その理由は、無精卵であっても鳥の場合はある一定の数(オカメの場合は4、5個)が揃うまで生み続ける習性があるからです。(過発情でもっと産んでしまう子もいるみたいですが)
たくさん産むようなことになりませんように・・・。
しばらく見守ります☆
あ〜でも、よかった!無事に産んでくれて☆
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