こんにちは、ikuです。
7月中旬になりましたが、この上半期のオカメ生活は発情期に振り回されたなぁ〜と感じています。
というのも、2021年1月〜の冬。
部屋で私がぬくぬくしすぎたのと、いつもはヒーター雪が降る時以外使わないのですが、
外すのが面倒くさくてうっかりつけっぱななしにするなど、「人工的な温度管理」をしてしまったこtで、、オカメちゃんたちに無駄な発情を促してしまい負担をかけてしまいました。
発情期が狂った原因 「人工的な温度調整」
ピュオーラくん、いつもおっとりしてますが発情期に入ると猛烈に歌いまくります(笑)
片足上げてピュオーラメドレー熱唱中(笑)
さて、まず発情期が狂った原因。
今までの冬季は、なるべく部屋の温度を20度以上にせず、
ペットヒーターも使わず(雪が降る時だけ臨時でつける)私が風邪ひかない程度の温度で、できるだけ部屋やケージ内の温度を保ってました。
それをすることで、私は冬季の無駄な発情を起こさないように意識的に取り組んでいました。
少し細かくいうと、
温度管理については、季節の気温を体感させることで、冬の不要な発情(オカメインコのメス)や産卵・強いては卵づまり(卵秘)のリスクを防ぐことができていました。
だから、私の部屋の冬は外ほどじゃないけど寒いです。洋服もこもこです(笑)
まず家族が入ってくると「ちょっと、ikuちゃん部屋大丈夫?」と言われますw
いいんです、私も寒風摩擦しますから(昭和の人間w) しないけど。
部屋窓閉じでいれば、部屋の温度は18度以下には余程のこと(雪が降る)がない限り低くなりません。
明け方真冬に室温13〜10度くらいになることはあるけど、実際ケージカバーかけていれば15度以下になることはありませんでした。確認済みですw (⇦あほですねw)
オカメインコの理想的な発情期と時期について
オカメちゃんの理想的な発情期の入り方、発情期の時期についてですが、
春3月の桜が咲く頃の「季節性発情」から始まり約一ヵ月近く発情、4−5月に「季節性換羽」を終わらせ、梅雨に突入。
夏の初めには、「暑さに対応するため」にもう一回羽を落として夏に対応できるコンディションを作る・・そんな感じです。
これは外飼いなら考えることは不要な話ですが、
室内飼いなら「温度管理を徹底=温め過ぎない」を徹底すれば、真冬の「人工的発情」は防ぐことができるし、オカメインコのメス・女の子の体にも負担をかけません。
今回、そこを私は間違えてしまいました。
部屋を温めすぎてピュオーラの体重UPし、発情。
それに合わせフェルンも反応し、発情。
2羽とも「発情」の流れはベストタイミングだったし、ピュオーラも求愛が激しかったww
ので、「1ヶ月半早いけど巣箱いれちゃおっかな〜!」と私も気合いが入ってしまった。
これが原因で、冬から春にかけて2回連続の産卵をさせてしまいました。
<補足> オカメインコの発情が終わった時のサイン
ピュオーラ:やった!発情抑制・食事制限終了したよっ!
ピュオーラくん、大好きなアヴィケーキ食べて勝利のピースしてます?(笑)
ちなみにオカメインコ(というか、鳥全般)の発情期が終わった時のサインについてですが、
結構間違っている方が多いので、ここで簡単に書いておきます。
まずサインについて。
これは、
「換羽期が始まる」
これ一択です。
オスもメスも同じです。(オカメインコ以外の鳥も同じ)
普通の換羽期の時とは異なります。
発情期だな〜、あぁ〜また卵産んじゃうかも・・と思って心配している方。
終わったサインは「換羽」です。体重が下がったら・・・じゃないです。
羽が抜け始めたら「発情期終了! 」です。
体重が下がったから、発情鳴きがとまったから・・・という漠然とした数値ではなく、
羽が抜ける換羽期です。
これはホルモンに変化が生じる生理現象なのでわかりやすいです。
体重で判断していると、食事制限していた場合は「通常食」に戻してしたタイミングで再発情を促す場合があります。
換羽期が始まって「完全に換羽始まったな」と思った時に、ダイエット食から通常色に2−3日かけて戻します。
これ一気に戻すと、またスイッチ入って爆食いして発情期と換羽期が混ざってやばいことになりますので注意する必要があります。
あと春から夏にかけて、換羽期始まったのに発情期にまた突入してしまう場合もあります。
その場合は食事のタンパク質が高過ぎなので、シードなら高タンパク源になるものを減らすか、
ダイエット食に少しオーツ麦・そばの実を足します。
ちなみに様子おかしな場合は、体調崩している可能性もあるので、主治医に相談してください。
初めて発情抑制、「食事制限」
ピュオーラとフェルンは、今年の冬(2021/1月)まで「食事制限」の発情抑制ってあまりしたことがありませんでした。
強いて言えば、食事コントロールは、発情させるために「通常食」から「高タンパク」「カルシウム・ミネラル豊富」な餌に変更して、
産卵後に「ダイエット食」に変更することで2回目の産卵を防いできました。
でも今回は温度管理を失敗した上、産卵後の「ダイエット食」でもフェルンの食欲が止まらず、
温度も20度以下に下げ、日照も調整、餌も最低限にして・・それでもダメだったので、
食事の量を減らす・・という最終手段にでました。
食事制限の効果虚しく、体重上昇するフェルン
2回目の産卵も終え、本来の「季節性発情」を迎える5月。
この時期に食事制限を始めましたが、やはり本能・生理現象には敵いませんでした。
5月は平均気温が23−25度を千葉ではキープ。
結構爽やかな春・初夏陽気だったので、
「まずいなぁ〜、これは3回目回避できないなぁ」と6月上旬に感じました。
フェルンの場合、100g超えると、1週間後に卵を産むというのが経験上わかっているのです。(個体により体重の重さは異なります。今回の例は”フェルンの場合”です。)
103〜4gになると、「あ〜卵生成されるなぁ」
105gで「明日かな?明後日産卵かなかな?」という具合です。
今回6月中旬で食事制限しているにもかかわらず103gになったので、
「もうこれは食事制限せずに、産卵に備え切り替えよう」と決意。
たまたまちょうど同じタイミングで、フェルンのお里のブリーダーさんとお話しするきっかけがあり、この一連の流れを正確に理解したかったので相談もしたのです。
そしたら、もう「納得!」の一言で学ばせていただきました(いつも、ありがとうございます♪)
そこで伺ったこと。
<以下ブリーダーさんの教え>
本来オカメインコのメスで皆さん(飼い主)が恐れることは、産卵してしまうことと思われやすいですが、産卵は「鳥としてあたりまえなこと」であり「生きることの証」です。
人間の女性と同じく「女性は生理があることが健康とされているのと同じように、オカメインコの(鳥の)メスも「産卵」は生理と同等のものだ」
ということを学びました。
また、オカメインコのメスが嫌がられる理由である「卵を産むこと」「発情抑制が大変」ですが、
これについて。
従来の産卵・発情についてと少し違う視点で、以下のことを学びました。
●産卵はメスとしての生理現象だから問題視しないで大丈夫
●季節を感じさせる生活をしていれば、無理な発情抑制、特に食事制限は不要になるし心配すらしなくて平気なくらいである。
(現に野生の鳥は、無駄な発情はおきません。というか季節の流れで夏と冬は発情出来ない環境。室内飼いだから・・・ではなく、鳥はそうできている)
●季節性発情がきた時、または繁殖を試みる場合意識的に発情させる時に、健康な状態で産卵させるために適切に栄養を上げてコントロールすることが大切。
ということでした。
そして、もっともオカメインコのメスの産卵で気をつけなくてはならないこと。
また本来一番「注視」しなくてはいけないことは「産卵」ではなく「卵詰まり」を起こさない環境づくりを意識することなのだそうです。
一番怖いこととはなにか?
私たち「オカメインコのメス/女の子」を育てる上で懸念している「卵詰まり」ですね。
それをさせたくないから「産卵させたくない」となっている。
似てそうで、内容が全く異なります。
産卵はいいけど、危険な産卵をさせないこと。が一番大切。
そして、卵詰まりが起こる理由はメスの体調や体質が悪いのではなく、
飼い主が適切に管理できなかった「発情抑制の失敗」から起こる・・・ということ。
人中心の生活(ヒーターやクーラー )を優先して鳥に優しい環境を作らなかったから。
鳥も寒いからヒーターつけなきゃ、、は室内では必要ない。北海道など、北国も同様です。外は極寒でも北国の室内が10度切ることはほぼ無いと聞きます。
ボイラー壊れたら、いくかもだけど(笑)
それなりに暖かくしているはずです。
<ブリーダーさんの教え 以上です>
つまり、メスの体調が悪いんじゃなくて、飼い主の管理の問題。
(解釈については個人個人変わると思いますが・・・私はこう解釈しました)
「オカメインコのメスって、卵産むから難しい・・・」
ではなく、メスを育てる飼い主の勉強不足。
適切な知識があれば、メスもオスも変わらない。
なるほど・・な一言でした。(がーん・・・)
もちろん病理的、ホルモン異常もあるけど、
今季の私も含め、飼い主が「産ませたくない」「発情抑制でなんとか産卵を回避したい」
その思いを強く持ちすぎて食事制限を極限まで減らして、、本来見るべき「オカメちゃんの日々の体調・コンディション・産卵時期」を見誤る。
最終結果、十分な栄養をオカメちゃん(メス)に与えられなかったことで卵づまりが起きてしまう。
ちなみに管理が適当でさらに酷い場合、
産卵前のメスはカルシウム・ミネラル摂取も十分にできないとわかると、
メスは体内の自身の骨(カルシウム)を卵生成に注ぎ変換させ、母体はカルシウム欠乏症を引き起こし、殻が薄い卵やへにゃへにゃな殻になり卵詰まりを起こし、骨もスカスカで骨粗しょう症になるメスの鳥さんもいます。
中には産後数日後に落鳥する場合もあります。
これ最悪な例ですけどね、、、。私はまだ経験ないけど。
(これは、オカメインコだけではなく、他の鳥さんも共通です)(
ぐだぐだ説明しましたが、卵詰まりを簡潔にいえば
「発情抑制をしたまま産卵させ、卵を生成するための栄養が欠乏したことで卵詰まりを起こさせた」
これはホルモン異常などの疾患を除き、
オカメインコのメスの飼い主さんの観察ミスということ。
観察ミス です。
あ・・・私は観察ミスったんだな。
卵詰まりはないけど、管理不十分で産卵をさせた。
つまり人間で言い変えると、太っちゃいけないと気を使い過ぎて、栄養失調な母体で子供を産む・・と同じこと。
だから、その最悪なことが起きないよう観察が必要です。
発情抑制・・中でも食事コントロール(餌の量を調整)は、
ある一定の体重を超えた場合、
「食事制限は中止して、産卵に向けて舵をきる」
この思い切りが、オカメインコのメスの飼い主には要求されるということ。
(舵を切る=高タンパク・カルシウム・ミネラルなどをしっかり与えるということ)
このタイミングを逃すと、卵詰まりのリスクが高まる・・そういう学びが今年の上半期・発情抑制で学びました。
公式Lineで、オカメインコの女の子がいる方の何人かには伝えていますが、はじめてオカメの女の子を飼う場合、発情期や産卵期を恐れずに、必ず栄養をしっかり与えてMax体重が何gで卵を産むか、そして何個卵を産み、一個産む度に何g減ったか?記録に残してくださいと伝えます。
コレがわかると、次回からの発情期の対策が小手先の技ではなくで、論理的に考え観察ができるようになり、発情抑制するならしやすくなるし、発情抑制してダメだった時の切り替えタイミングに対処しやすくなります。
最終的にね。私は舵を切りました。104gで。
遅過ぎたかな・・と思いましたが。102gでかじきらなきゃなぁ〜と後々反省。
また、結局食事抑制しても「季節性発情には敵わない」ということ、
そして来年は1−2月の発情は促してはいけないことを学んだ上半期でした。
もしかしたらうまくいく場合もあるし、過去にうまく行ったけど。
今回は季節性発情も重なったのと、
これ以上食事制限を無理に続けて卵詰まりするのはリスキーすぎるので、栄養満点の餌に急遽変更する形で舵切りました。
しましたが・・・・。
・・・・が!です。
この季節(7月上旬)の陽気にフェルンが・・・。
ちょっと長くなったので、次の記事に続けます。
書き出すと止まらない(笑)
続きます。
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