こんにちは、ikuです。
7月7日七夕の日。実は雨が多いこの日ですが、皆さんのオカメちゃん織姫・彦星は梅雨の時期どんな風にお過ごしでしょうか?
さて、今日は鳥用サラダバー「チョップス」についてのお話です。
チョップスって何?と思った方は、Chops cockatiel でネット検索して見ると、どば〜っといろんなチョップスが出てきます。
実は最近、チョップスをあげた時のピュオーラとフェルンが美味しそうにガツガツ食べるので、チョップス作りにハマっているのです☆笑
ちなみに、我が家の野菜事情ですが、
ピュオーラは産まれながらの野菜好き、一方フェルンは当初小松菜も怖がって食べず、典型的な野菜嫌いでしたが、実は野菜の見せ方によって食べる様になることがわかり、最近では(2歳になり)すっかりチョップス好きになってしまいました。
ですから、もし野菜嫌いで困っている方はチョップスが野菜デビューのきっかけになるかもなので、おすすめです☆
▼野菜嫌いだったフェルンが食べる様になったきっかけは、下記記事参考。
チョップスって何? チョップスの出会いと、海外の野菜事情を学ぶ
まず、チョップスは何かと言うと、小型インコをはじめ大型のオウムにあげる野菜の餌のことで、サラダやフルーツを一口サイズの大きさにみじん切りにして混ぜたサラダバーのことです。
チョップスってこんな感じです。
人間が食べるサラダバーより贅沢なんじゃないの?ってくらいの内容ですが、10種類以上の野菜やフルーツが入っています。
私がチョップスに出会ったきっかけは、
Facebookの海外オカメインコのグループ(欧米系が多いが、世界中のオカメインコ好きの人が集まっている)に参加した時でした。
私が投稿した写真で、小松菜だけあげている様子を見て、「小松菜もいいけど、オカメインコはもっと食べれる食材がたくさんある。あげてはいけない野菜もあるけど、CHOPSというサラダバーがあるから調べてみて。きっとbabyは喜ぶわよ〜☆」と言われたのがきっかけでした。(鳥ちゃんたち=Babyと読んだりする)
日本の鳥の飼育は、ドイツ・オーストラリア(オカメインコの故郷)を初めとする動物愛護先進国と比べると食育が遅れていると言われています。(日本で鳥についての研究を本格的に始められたのは、1980半ばくらいからと言われている。海外では1960年代から行われていて、有名なRoudybush社のペレットが販売されたのは1981年。)
私は、時々最新情報を求め海外の人が集まるオカメインコのSNSや飼育の専門知識を持った人たちが集う鳥飼いさん用質問サイトなどをみたりして勉強していますが、日本と大きく違うなあ〜と感じたことがあります。
それは、「溺愛するだけではなく、鳥にとっての幸せな生き方を作るために、人間は努力しなければならない」という考えが根底にあり、鳥の健康に対して、人間の子供を育てるのと同じくらい非常にシビアに考えているということです。
例えば、時々日本のSNSで見ますが、発情するのわかっているけど可愛いから餌をあげる・・・ご飯減らしたらお腹空いちゃうから可哀想、太っちゃうけど可愛いからあげる・・ということをする人は、海外では少ない印象を受けています。(もちろん、甘やかす人はいますが)
徹底した厳しい健康管理と発情抑制(食事制限から環境設定など)を行い、少しでも鳥の体に負担になる負の生活習慣を改める様子がみて取れました。(間違った飼い方をしていると、すごいバッシングを喰らいますw)
そして、野生と同じ生き方はできないけど、少しでも野生の鳥のように幅広いの食生活(野生の鳥が栄養状態がいいという意味ではなく、食を自分で選ぶ手段があると言う意味で)を作ってあげるという考え方が根付いている印象も受けました。
食事や栄養の摂取の考え方ですが、私は「これはリスペクトすべき考え方だなぁ〜」と思い、感化されチョップスを作る様になりました。
どういう考え方かというと・・・・。
海外のオカメ飼いの方は、総合栄養食のペレットや、シード派の場合はネクトンSなどの栄養補助食品も一つの栄養管理として大切だし必要だけど、それに付随して栄養は「天然でフレッシュな食べ物」をあげることが本当の健康的な食事であり、食のストレスを緩和し、食の楽しさを与える。
そして、それが鳥を飼っている人間の使命であり役割である・・・
というものでした。
そこで一つの手段として、鳥用サラダバー「チョップス」を作り、鳥にとってのQOL(quolity of Life=生活の質)の向上に努め、野生の鳥が食べるように飼育されているオカメインコ(他の鳥も)が食べれる物を少しでも幅を広げ、健康状態をよくするために日々努力している、、、ということを伺いました。
野菜嫌いでも工夫すれば食べるようになります!
野菜ですが、野菜を好んで食べる方は小松菜は青菜挿しに入れたり、人参をスティック状に切ってあげると思います。
しかし、野菜嫌いの子もいると思います。
理由はいろいろあると思いますが、本当に野菜嫌いかどうか?チャレンジしてもらいたいことがあります。
うちのフェルンがそうだったのですが、いわゆる食わず嫌いだったり、味を知らずに敬遠してる子もいるんです。
フェルンの場合は、当初小松菜見せると逃げ惑う始末でしたが、鳥専門獣医に勧めていただいた「ベジタブルサポート」という野菜をパウダー状にしたサプリに出会ってから、味に目覚めいつからか急に小松菜・人参・ブロッコリーと急に食べれる様になりました。(パウダーは、これらの野菜が含まれています)
▼ベジタブルサポートについての記事「野菜嫌い克服」
野菜を見せるとびっくりして逃げてしまうオカメインコの場合はどうしたらいいか?ですが、うちのフェルンはこれで解決しました。
「野菜を細かく切る」
「野菜の味に慣れさせた」(ベジタブルサポートで)
一つ目の野菜を細かく切るというのは、結構有効です。
野菜嫌いな子は、日頃食べるものはペレットやシードなど小さい粒状の物を食べ物と認知していますが、小松菜のように大きな葉っぱを見せると、
!!!!(どきっ!)
・・・っと、こんな感じで冠羽がぴ〜ん!と立ってびっくり仰天してしまう場合があるので、細かく切ってあげることで大きさへの恐怖感が減り食べれるようになったりします。
フェルンは、小松菜と枝豆はベジタブルサポートのおかげてどうにか食べれるようになったけど人参が苦手で困っていましたが、2mm平方くらいの超みじん切りにしたら急に食べれる様になりました。
(ついでに、人参に好きなシードやフォニオパディーとかふりかけるとついでに食べてくれたりも・・・)
もし、野菜嫌いな子は「大きさ」を工夫してトライするのおすすめです。
チョップス作り
チョップスの作り方について。
大前提として、食べていいもの・悪いものを知ってから作ります。
また、野菜やフルーツを切る時の環境作りで大切なことは、
包丁やまな板は、一旦必ず洗うこと。
なぜ「洗う」のかというと、
包丁やまな板などに前作った食材でインコが食べてはいけない食材の成分が付着している可能性があるからです。
食べさせてはいけないもの(中毒症状が起きる可能性の食材)
では、食べさせてはいけないものは何か?
代表的なものは、
・ネギ系の食べ物である、長ネギ・玉ねぎ・ニラ、ニンニクなど。
・アボカド、トマト
・粘るもの: オクラ・モロヘイヤ・里芋などの喉にへばりつく可能性があるもの
・アク抜きする必要がある食材:ごぼう・レンコン
・芋・豆は生はダメ。(ただし、加熱したものならOK)
・りんごはタネの周辺2cm範囲や真は避ける。(それ以外ならOK)
食べさせていいもの
実は、オカメインコ食べれる食材ってすっごいたくさんあるんです。
こんなにたくさんあったら、覚えられません・・・(笑)
<野菜>
小松菜・チンゲン菜・サラダほうれん草(生食用)※注1・カイワレ大根・豆苗・ブロッコリー・カリフラワー・ブロッコリースプラウト・レタス・キュウリ・トマト(青い部分はダメ)・トウモロコシ・グリーンピース・ソラマメ・大根 人参(両方とも葉っぱは白い部分よりもっと体に良い)・枝豆・パプリカ・ピーマン・アスパラ・アイスプラント・うるい・つるな・ルッコラ・ターサイ・あしたば・菜の花・ハコベ・とうがん・セロリ・白菜・バジル・春菊・水菜・三つ葉・ししとう・スナップエンドウ・絹さや・パセリ・クレソン・かぼちゃ
※注1ーーーーー
ほうれん草は、日本では「絶対食べさせてはいけない野菜」の一つです。
驚いたことに、海外では普通に餌として与える野菜の一つのようですが、
私は「もしも」のことを考えて、ほうれん草はあげていません。
国によって見解は別れますが、マイナス要素が懸念されるものは避けています。
<フルーツ>
りんご(種の周りは不可)・バナナ・みかん類・キウイ・ブドウ・さくらんぼ・メロン・すいか・桃・びわ・柿・梨・イチゴ・ラズベリー・ブルーベリー・イチジク・まくわうり・ザクロ・ライチ・プラム・ドラゴンフルーツ・パイナップル・マンゴー・パパイヤ
<補足>
枝豆などの豆系やとうもろこし、フルーツは美味しそうに食べるからとたくさんあげたくなりますが、糖分・脂肪分も高いのであげすぎ注意。
チョップスの作り方
いろいろ食べれるものについて紹介しましたが、
今回、うちの近所で普通に買えるだろう野菜とフルーツを全部集めて大人買いしてみました(笑)
こんな感じです。
ざっと12種類(笑)
見ての通りですが入っているものは、
野菜: ブロッコリー、パプリカ、人参、小松菜、チンゲンサイ、ピーマン、えんどう豆、とうもろこし、唐辛子。
フルーツ: リンゴ、バナナ、キウイ
※鳥は唐辛子食べれます。(辛いのは感じず、食欲を刺激して言いそうです)
人間の私ですが、1回の食事で12種類食べるなんて、レストランのピュッフェくらいです(笑)
これを全部刻んだ訳ではありません。(笑)
ここからそれぞれ少しずつ頂戴して、ざっくり5mm程度の大きさに切っていきます。
これで約1週間分くらいでしょうか。
これだと量の感覚がわかりずらいので、参考にIphone8(約14cm)を置いてみました。
そんなに慎重にならずに、細かく適当にザクザク切るだけです。
料理番組みたいに、美しく切る必要はありません(笑)
オカメインコは野菜の形の美しさはそんなに追求しないはす。どちらかというと、鮮度と美味しさ重視かと(笑)
切り刻んだチョップスは、もうこれでオカメちゃんにあげれます。
1匹あたり、スプーン1杯で十分だと思います。
うちは、ピュオーラとフェルン2羽なので、2羽分です。これでも結構残ります。
▼りんご大好きなピュオーラ
コーンは、1羽あたり3〜4粒程度にします。
次に、先ほどボールにたくさん入っていたチョップスをどうするかというと、人間がたべても十分美味しいですが、保存したい人はタッパなどに保存します。
こちらは、酸化を防ぐために完全密閉できるラップで小分けにした写真です。
ラップ同士が吸盤のようにくっつく素材になっていて、上から抑え出来るだけ空気を押し出すように上から抑えるとラップ同士が吸着して密閉できる優れもの。
特別構造のラップです。ジップロックより使えます。
(肉や魚などの保存にも使えるので、重宝できますw)
▼GLAD Press’n Seal
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これで、9等分にカットして保存し冷蔵or冷凍保存します。冷凍保存する人の方が多いようですが、2.3日で使う程度なから野菜室でもOKかな?と。
冷凍保存した場合は、下記の方法であげます。
1、前の日の夜に冷凍したチョップスの1回分をお皿に分けて「冷蔵庫」へ移動。
2、翌朝、冷蔵庫から出して常温で冷蔵していた「冷え」が取れるまで30分程度置く
3、朝のご飯と一緒にチョップスをあげる
終わりに
チョップスの話は以上になります。
作り方はとても簡単だし、鳥さんの食生活と健康促進におすすめです。
前までは、市販のおやつや粟穂だけしかあげていなかったけど、チョップスをあげるようになり、羽艶もよくなったし元気になったのを実感しています。
それに、モリモリ食べる姿が本当に可愛いです。
今回はフルコースの12種類ですが、
毎回そんなに買っていられないので(笑)私は、いつも5種類くらいで作っています。
材料は、小松菜・人参・ブロッコリー・りんご(時々、枝豆)
ぜひお試しください☆
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