こんにちは、ikuです。
ちょっと足輪で怖いことがありました。
今日はこれについて書きたいと思います。
足輪とは? なぜ着いてるの?
早速ですが、足輪ってわかりますか?
簡単に言うと、鳥の足についている輪っかです。
コレなぜ付いているか? その目的は、個体の識別するためです。
英数字で書かれた文字が記載されている金属性の輪っかですが、
雛が小さいうちに足に装着し、大きくなるにつれ足が広がり輪が外れないようになる仕組みになっています。
ペットショップで迎えた子には装着されてない場合もありますが、
ブリーダー育ちの子はだいたい装着されているかと思います。
ちなみにうちの子で言うと、
ピュオーラはペットショップから迎えたため足輪はついていませんでした。
他の子はブリーダー育ちのため、迎えたためみんな足輪がついています。
内、昨年仲間入りしたオカメのシータと、ウロコのロビンはまだ着いていますが、
他先輩のフェルン嬢と、ウロコのテト、マリンちゃんは足輪は外しています。
起こった悲劇「足輪がケージに挟まる事故発生」
結論から言うと、シータの足輪がケージの餌入れの扉の隙間に挟まってしまったんです。
どんな動きをして、こんな隙間に嵌ってしまったのか全く見当がつかないのですが、、、。
朝食を終えてケージから離れた直後、ものすごい声でギャーギャー騒ぐシータの声が聞こえました。
シータは普段から主張が激しい子で、保定したもんならギャーギャー騒いで暴れる子なのですが、
バタバタしてるから早朝パニックかなぁ〜と遠目から見ていましたが、ちょっと声の様子が違う。
パニックとは違う”普通じゃない鳴き方”をしてたので慌ててケージに寄ってみると、まさかの足輪が挟まり身動きとれず踠いているシータを発見。
今シータが入っているケージは、Hoei465パラキート(465オカメと同じ横幅、奥行きだけど、高さが約10cm高い)を使用しているのですが、
餌を入れる扉(縦に動かすタイプ)とケージの縁の隙間にガッチリハマってしまったんです。
しかもかなり硬く挟まっていた。
なぜこんなところに?!と思いましたが緊急事態。
足場が挟まって怪我をしている事故と言うのをブログやTwitterなどで聞いたことがありましたが、まさか自分にこの事故か降りかかるとは全く思っていませんでした。
正常性バイアスってやつですかね。
(自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価したりするという認知の特性のことをいう心理学用語。)
「私は大丈夫、うちは大丈夫、、」と。
危険回避を考えず、正しい判断ができないもしくは状態のことをいいますが、まさに今回私がそれでした。
見た瞬間焦って騒いでしまいましたが、家族は冷静に「ikuちゃん。急ぐな、落ち着け。大きな声を出すな」と言ってくれたおかげで、冷静に対処出来て解放できたのが不幸中の幸い。
▼事故後、足を気にするシータ
シータは、しばらく痛がってましたが特に出血や骨折などの怪我もなく普通の状態を今も保っています。
よかった、、、。
痛かったよねぇ・・・血も出てないし、1・2日しても内出血もなかったからよかった。
この事故。
自分が自宅にいた時に発見できたからよかった。
もし外出しているときにこの事件が起きた場合は、おそらく相当悲惨な状態になっていたと思います。
ちょうど同時期、Twitterでフォローしている横浜小鳥の病院 海老沢先生の投稿で、
コザクラさんの同事故が発生して、注意している最中のことでした。
起こって初めてわかる重み。リスク管理が私は甘かった。
今一度、ケージの挟まりやすい場所について確認しなくてはと思う内容でした。
足輪がケージひひっかかる事故、事例について
足輪の事故は稀ですが、最悪命落としたり障害として今後お付き合いになってしまう場合も少なくないみたいです。
※閲覧注意
以下、ちょっと事例が怖い文章になります。
以下数行、黄色いブロック部分、精神不安定な方は飛ばして読んでください。
(飛ばし方は、当記事一番上の「目次」で、「結局足輪は外した方がいいの?」の項目をクリックして飛ばす )
(はじめます)
怖い話ですが、私が聞いたことある足輪が挟まった事例をいくつか下記に紹介します。
- 挟まって動けなくなり、飼い主の帰宅まで動けない状態で止まっていた。
- 挟まったまま暴れてしまったのが原因で足首から流血、ケージ全体に血が飛び散り、個体も怪・骨折あり。
- 足が挟まったまま、足がもげてしまった。(障害は残ったが、生きていた)
- 飼い主は外出。発見が遅れ怪我による出血死となった。
3は、私が聞いた中で1番衝撃的な事故でした。
4.は可愛いそうに、、。飼い主さんも無念だったことでしょう、、。
結局、足輪は外した方がいいの?
これは最終的なところ飼い主の判断と思います。
足輪をするメリット
メリットとしては、
1, 先程言った番号やカラーで識別ができると言う事。
ブリーダーさんが雛を育てる時の飼育記録、譲る時の判別はもちろん、多頭飼いで同種の鳥さんがいる場合には役に立ちます。
2, ロストした時の手がかり。
番号の記録をブリーダーがしていたり、飼い主が保管していたりするので、万が一ロストして鳥が保護され足輪をしていた場合、飼い主のもとに帰ることが容易になること。
起こって欲しくは無いですが、もしロストしたときには大きな手がかりになるでしょう。
メリットはこの2つ位です。
足輪をするデメリット
デメリットは言うまでもなく、
- ケージに足が引っかかること。
- 足輪が皮膚に擦れて外傷が出てしまう場合がある。稀ですが。
今日の一見で「あーやっぱり足輪は取った方が良いのだな」と思いました。
まだ半年齢で怖い目に合わせてしまい反省です。
今一度、ケージの構造や危険箇所を意識して世話しなくちゃな、、と、感じた一日でした。
結局の結論。(自論です)
私は「外した方がいい」と思っています。
一方、ロストのリスクで考えると、「飼い鳥の証だから、しておいた方がいい」という方もいます。
私はこういう時「リスクor ベネフフィット」(※risk or benefit )を考えます。
(※risk or benefit /リスクを取るか、利益優先とするかの考え方。良く欧米で物事の選択で決断する時の考え方の基準と一つとしてよく言われます。この場合は利益は、得すること、対価として得ることができる自分にとって”有益”なこと という意味です)
基本鳥に関して悩んだ時は、私は「リスク」を優先して選ぶようにしています。
今回のばあい事故に直面した私としては、「足輪をするリスク」。
ロストを考え足輪を保持するよりは、外した方が事故を防げる、、という考えです。
この考え人により違います。
人によっては「お願いだから、足輪してあげてください!」という人までいます。(多分、足輪はロストによる発見、飼い鳥の証拠のメリットとしていると思います)
ちなみに私が今オカメのシーターと、ウロコのロビンだけ足輪をキープしている理由は、
獣医より生後半年間はキープしておいた方がいいと言われたからです。
なんで半年なのか良くわからないけど、、、(知っている方いたら教えてください)
推測ですが、生後3ヶ月〜半年って飼い主が一番初めに気が緩むときで、一番ロストの確率が高い時期として有名だから、、、。だからかな?と推測しています。
話戻ります。
ですから、2021年7/22生まれのシータ、 同年7/1日生まれのロビン共に半年過ぎたので、
頃合い見て外しに行きたいと考えています。
インコの足輪の外し方について
インコの(鳥さんの)足輪の外し方ですが、素人では難しいので、基本動物病院で外してもらいます。
病院によって違うと思いますが、私の掛かりつけ獣医は足輪外しに3000円でした。
一見高そうに感じますが、
保定しながら、足輪を外すために局所的に力を加減する技術を考えると納得な金額です。
外す方(ニッパーやペンチ)に気を使い力を込めますが、保定している手は、局所に力をいれ気道キープしながら、保定するては固める高度な技術が必要です。
失敗したら首閉めちゃうかもしれないし、力入って個体を強く握ってしまうかもしれない・・・。
足輪とる方に気を取られすぎたら、足が危ない。
私は投薬で直接投与(保定して口から薬を投与)たり、自分で爪は切りますから保定はできます。
でも足輪だけは、、、考えただけでも怖くて私はできない・・・。
私の主治医の保定は、いろんな獣医を見てきた中で(ピュオーラの時に動物病院渡り歩き、今があります)本当に上手なので毎回マジックを見るような目で「おぉ〜〜!」と見てしまいますし、
足輪外す時なんて「うおおおおおおおおぉっぉ〜〜〜〜〜!!!!」と、技術に感激100倍です(笑)
とりあえず、今回の出来事でシータに怪我はなくてよかった。
皆さんも気をつけてくださいね。
以上、足輪についてのお話でした〜。
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