こんにちは、ikuです。
前回、オカメインコのヒナの挿し餌から一人餌移行の実体験の話をしました。
オカメインコの生後どのくらいが育てやすい?
今日はオカメインコのヒナのお迎えは、日齢何歳がいいか?について、
そして実際私が日齢30日以内でお迎えしたことによって学んだことを書きます。
まず、2羽目のフェルンについてですが、生後27日でお迎えしました。
手乗りにしてベタ慣れにさせたかったこと、ピュオーラの時にさし絵経験があったので早い時期の決断をしました。
小さいうちから育てて慣れさせたい・・。でもうまく育てられるかな?
みなさん迎えるにあたって、そう考えるのではないでしょうか?
でも、小さいと言うことは体も弱いわけで、一歩間違えば落鳥の可能性もあります。
そこで早い時期に迎えることのリスクと問題点、知っておいた方がよい知識をお伝えしたいと思います。
骨格形成時期に迎えるリスクを考える
日齢25〜35日は骨格形成が行われる時期です。
ブリーダーさん曰く、この時期に栄養のあるご飯をしっかり食べさせ体・骨格をを大きくしておくと、成鳥になった時の重さもあり、健康で丈夫な子になるのだそうです。
成鳥になってからの体重は、ヒナの時の栄養で決まるということです。
私は、ここで「こうしておけばよかったな」と言うのがあります。
あと1週間遅くお迎えしていたら、もう少しフェルンの骨格が大きくなっていて、90g代、もしくは100g代のオカメインコになっていたのかなと思います。
実際、フェルンの親は100g代あるので、そのくらいまで行くでしょうとブリーダーさんに言われていました。
1歳のフェルン。健康体重は85−90g。
オカメインコの中では少し小柄な方です。
これには理由があります。
オカメインコのヒナをお迎えした人が必ず直面する壁の一つで、オカメインコの性格はとても繊細なため、生活環境が変わると防衛本能が働き食欲が1、2日減退します。
フェルンの場合、丁度骨格形成〜初飛行するだろう時期にお迎えしたのですが、住む環境・餌をもらう環境・人間の3点が変化しました。
フェルンはお迎え日当日はほんの少しだけ口にする程度、翌日から食べ始めましたが、それまでブリーダーさんがあげていた量と比べると摂取量が減ってしまい、本来大きくなるはずだったのになれなかったのです。
27日齢で迎え約20日間くらい挿し餌しましたが、10日くらいしてからブリーダーさんがあげていた時と同じくらいの量を一回で食べるようになったフェルン。(10g以上)
ブリーダーさんから、お迎え日の数日前の時点で100gは超えていて健康状態は良好、初飛行に向けて体重減少中という段階でのお引き渡しだったので、80g台程度まで落ちるのは予想範囲内でした。
ただ、本来ならこの10日の間にしっかり食べていけていれば朝食前体重の最低値が底上げして行くはずだったんです。
82、84、86gと・・。
そして35日齢くらいから朝食前体重が一定し、前夜どんなに食べても朝には元どおりの体重になるという流れが理想でした。
当時、ようやくフェルンが挿し餌をもらうのに慣れ1回で10g以上食べるようになった頃、もう35日以上すぎていたため、時すでに遅し。
体重の安定期に入ってしまいそれ以上、朝食前体重が上がりませんでした。
もちろん、そこから増えないわけではなく、一人餌完了してから数ヶ月で体重は上がり5g〜10gは増えます。
実際、ピュオーラは三ヶ月お迎え時は、ガリ痩せの66g。ブリーダー自家製のシードに救われ、半年〜七ヶ月くらいで80g、1歳になり86−90gになりました。
▼参考記事
フェルンは、一人餌完了時が83g。それから少しアップして1歳を迎えた時が90g前後です。
最終的に、無事に育って1歳を迎え今も元気に生きてるので、万事OKだと思っています。
でも、もし今後またお迎えするチャンスがあったら、またはもしくはめでたいことにピュオーラ・フェルンの間に子供が生まれたら、この骨格形成時期大切にしなければいけないなぁ〜と思うのです。
推測ですが、ピュオーラ・フェルンの体重は80g後半なので、実際子供が生まれたとしても、小柄な子になるのかなぁ?と思います。
ヒナを迎える時期は慎重に
生後一ヶ月以内の場合、体重が安定期に入ってるかどうか・・というのを一つのお迎え時期の尺度にしてタイミングを測るのもオカメインコ育成において大切だと思います。
プロブリーダーさんの判断もあるかと思いますが、初心者なら挿し餌するなら35日から40日くらいにお迎えが理想でしょうか。
オカメ育成中級者や挿し餌経験ありの方ならもっと早くてもOKもらえるでしょう。
(フェルンは、24日齢時点でお迎えスタンバイOKでした)
25日位でお迎えは正直初心者にはレベル高いと、私は思います。
私の場合、ブリーダーさんは「大丈夫かなぁ、、」と懸念したのですが、お迎え時期は私が「挿し餌大丈夫です」押し切ってしまったんです。
今更遅いですが正直な話、ブリーダーさんのアドバイス通り一人餌完了してからお迎えしていたら、フェルンの骨格はもっと大きくなっていたかな?と思います。
私の場合、フェルンをお迎えしたブリーダーさんは、オカメインコのプロブリーダーで優しく大変熱心、困った時に親身になって相談に乗ってくれる方がいました。そしてお迎え後も対処方法など毎日細かくレクチャー頂いたおかげで、一人餌移行も上手にでき、無事1歳を迎えることができたのだと思います。
本当に感謝です。
オカメインコのヒナ飼育は簡単ではありません。
成鳥になってからの健康管理まで考えるとヒナ飼育は難しいのかなと思います。
でも、出来ないことはないのも確かです。
もし初心者さんの場合でしたら、しっかり知識を持ったブリーダーレベルの方からご教示いただきながらの飼育をおすすめします。
ペットショップスタッフは、知識が浅い方が多いです。
(個体が病気になっているのを気づかず販売している店も多々あります)
ペットショップでお迎えする時の最低限知っておきたい注意事項
もしペットショップ販売等でお迎えする場合、最低でも下記項目をスタッフに確認してからのお迎えをおすすめします。
スタッフの飼育知識や経験値が低く、病気の子を販売してる店もあるためです。
(実際、我が家のピュオーラがそうでした。今は元気です★)
(中級者以上ですでに知識ある鳥飼いさんが、飼育環境のひどさに”救助”でお迎えされる方も実際にいます。)
- 重さ(70g前半orそれ以下は危ない。初飛行時期なら75g〜80g。40日齢以降は80g以上が理想)
- お尻が汚れていないか(下痢など)
- 食事はちゃんと食べるか。(1回で10g前後)
- 目が丸いか(体調が悪い・病気の子は目が半開きで弱々しく見えます)
- 羽を膨らましていないか。
- 足でちゃんと立っているか。
お迎えしたら、1週間以内に健康診断に行きましょう☆(鳥専門医がベターです)
なにはともあれ、元気にすくすく成長して楽しいバードライフがおくれれば、それに越したことはないですね☆
うちは、いつも体重とにらめっこな生活なので、これからお迎えする方に役に立てれば・・・とふと思い書いてみました。
長文読んでいただきありがとうございます。
以上、オカメインコのお迎えする時期についてのお話でした。
—– —– –☆– —– —–
読んで頂きありがとうございます。
ランキング参加してます^^
面白かったよ〜と思ったら
応援クリックしていただけると励みになります☆
+++ +++ +++ +++ +++
ご覧頂きありがとうございます。
ランキング参加してます^^
面白かったよ〜と思ったら
応援クリックしていただけると励みになります。
コメント コメントはお気軽にどうぞ☆(*'▽'*)