巣引き1ヶ月後 無精卵認知。抱卵を辞めさせ、卵を捨てたピュオーラ

抱卵後の無精卵 オカメインコの巣引き・繁殖
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こんにちは、ikuです。

巣引き記録は24日目で止まっていました。
その理由は、無精卵確定とわかったからです。

もしかしたら、もしかしたら・・・という想いもありつつ抱卵させていましたが、一番最後に生まれた卵が2週間経過したので、5月28日に思い切って検卵。
フェルンの故郷のブリーダーさんのアドバイスで、「もし有精卵であれば検卵で血管が見える」と伺っていましたが、残念なことに黄身の多きさが違えど血管が見えなかったので無精卵である・・・とわかりました。

ikuとしては、ちょっと残念・・・。
でも、ピュオーラもフェルンも本当によくがんばってくれました☆

私は検卵したので5月28日には無精卵とわかりましたが、5月28日時点ではピュオーラとフェルンはまだ諦めておらず、フェルンは抱卵を続け、ピュオーラは見張りを続けていました。

その後のピュオーラの行動には目を見張るものがありましたので、記録としてこの記事に書きたいと思います。



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無精卵と発覚しても、抱卵は満期までさせておく

抱卵中のオカメインコ

ブリーダーさんのアドバイスで、「もしオカメインコの卵が無精卵だったとしても、親鳥は卵は孵化する時期まで抱卵は続けさせてください。」と伺っていたので、無精卵とわかっていても抱卵継続させていました。

理由は、この期間に「無精卵だったから」と人間が卵を取ってしまう(捨ててしまう)と、オカメインコの習性(鳥の習性)で1度の産卵で産む個数(一腹卵数)を揃えるために、不足分の卵を産み足してしまうという行動が起こるからです。
卵を産みたすことは、メスの体の負担にもなるし下手したら生命に関わります。
しっかり満期まで卵を抱卵させることが必要と伺っていたため、継続させていました。

オカメインコがもし孵化する場合は、産卵してから約21日後。
卵が生まれたのは、5月10・12・14・16日の4個。1個目は潰れたので、12、14、16の3つが巣箱にありました。
そこから計算すると、孵化の日にちは、6月の3・5・7日でした。
ピュオーラとフェルンが、この孵化の日にちを彼らの腹時計・・というか、野生のカンでどう処理するか・・気になっていたのでその日が来るまで見守っていました。

でも、6月に入り展開が大きく動きました。

見守りの限界?抱卵したかった?最後にピュオーラがとった行動

ずっと見守り続けてきたピュオーラ。
今までフェルンに散々巣箱に近づくと突っぱねられてしまい、近寄ることを許されなかったのに、6月に入ってから、新たな展開がありました。

 

急にピュオーラが巣箱の中を見るようになり、フェルンも追い返す様子を見せなくなりました。

ピュオーラ的には、「ねぇ、フェルンちゃん。もうそろそろじゃない?」なんて語りかけるような感じです。(笑)

6月の3・4日頃、ピュオーラがとうとうフェルンと一緒に巣箱に入ることが増えてきました。


一体、どうしたことやら?と思ったのですが。
私としては、もう無精卵とわかっていたので、その2羽の様子を悲しい気持ちで見守っていたのですが、2羽としては「もうすぐ!もうすぐ!」という気持ちが高まっていたのかもしれません。


無精卵だけど、気がすむまでさせておこうと思って行方を見守りました。

・・・が、思いの外、急に形勢逆転。

ピュオーラが巣箱の中でフェルンと戦って、フェルンを巣箱から追い出したんです。
いつも競り勝っていたフェルンですが、ピュオーラのすごい剣幕にびっくりして外へ出て放心状態になり、6月3日くらいから7日くらいまでピュオーラが1日抱卵するようになったんです。


「てやんでぃ!ぼくちんが、変わって抱卵するんでぃ!」(なんで江戸っ子?)


その時のピュオーラの満足そうな顔といったら・・・・(笑)
写真撮りたかったけど、撮ろうとすると威嚇モードに変わってしまうので撮れませんでしたが、もうニマニマして嬉しそうに抱卵していたんです。

ピュオ「僕は、ずっとコレがしたかったんだ!」って言っているかののような顔でした。

フェルンは、目をパチクリして、20日間以上温めてきた卵を急にピュオーラに取られたもんだから、しばらく動揺していたけど、今の2羽の間柄としては巣箱に居座る方が優勢!という図式があるのか、フェルンもなす術なし・・といった感じ。

そんな日が数日続きました。

 

無精卵とわかってからのオカメインコの行動

あんなに一生懸命だき始めたピュオーラですが、数日抱いただけで巣箱を出てきてしまいました。そして、フェルンも巣箱に入ることを諦めた様子。


「あれ?あんなすごい剣幕でフェルン追い出したのに、もうピュオーラ飽きちゃったの?」



6月7日のことでした。
日にちにして、ちょうど3つ目の卵が孵化する予定だった日。

この日に、巣箱の中を見てみたんです。
そしたら、、、、

抱卵後の無精卵

卵が産卵!!!!しかも、壁も超えてる!
卵ぶん投げたの?ピュオーラ君・・・・・?


2、3日前まで卵を集めでお腹の下で抱いていたのに、完全に捨ててしまっていたんです。
これには、驚きました!!


本能的な行動というか、野生のカンってやつですね。
ピュオーラが、「この卵は産まれない」って見切って、捨てたんです。

そして、フェルンが中に入ろうとすると、巣箱から追い出し近づかないようにさせる姿がありました。もちろん、ピュオーラも巣箱の中に入りません。


完全に捨てた!  ・・・とわかった時でした。
(無駄な体力使わせないように、フェルンを守ったのかな?)


ということで、6月7日に巣箱は撤去しました。

4月29日に巣箱設置して、6月7日に巣箱撤去。
5月10日に初産があり、4個目の産卵が4月16日で、合計4個の卵を産んで終わりました。
今回のフェルンの一腹卵数は4個。(次はわかりませんが)

オカメインコの本能を垣間見た1ヶ月半。また、命を産むために頑張る2羽の姿に感動したり、ハラハラしたりする1ヶ月半でもあり、私としてもいろいろ学びのある時間でした。

本当にピュオーラもフェルンもよくがんばってくれました☆
この2羽が一致団結するときは来る時を夢見て・・・。

ここで一旦、第一回目の巣引き記録は終わりにします。

普段の日常生活が戻ってきました

今は、以前のオカメの日常に戻っています。^^
ピュオーラも90g、フェルンは抱卵で84gまで落ちましたが、体重が持ち直し93g。
フェルン、80g後半くらいがベストなんだけど、93−95gをうろちょろ。

減った体重が戻ったのは嬉しいけど、ちょっと油断すると発情してしまう体重まできてるので、発情抑制のために、食事量を少し制限して95g以上行かないようにコントロールしています。(通常シード11gを7gに減らし、フォージングになるペレット入りのラフィーバのお菓子をちょこっと)

週末の初夏のような陽気の日に、お疲れさまの意味を込めて水浴びさせました☆(笑)
ピュオーラ、ヌクヌク・・ごきげんさんだねぇ〜

フェルンも頑張ったね〜☆
フェルン:ふぅ・・・いいお風呂だったわ☆

目一杯、体をビショビショにして水浴びしてくれました☆(笑)

オカメ飼いになって3年目。
この夏、2羽に水浴びする上で2羽にプレゼントしたいなぁ〜と思っているのがこれ☆

 

 

 

インコ飼いの間で、夏になると話題になる「お水の知育」(笑)
これ、本当は赤ちゃんがお水に鳴らすために使うおもちゃですが、ちょうどオカメインコが使うにはちょうどいいサイズということで、オカメインコ飼いのみなさんの間でSNSを通して毎年注目を浴びているおもちゃです。

水を組み上げるモーター音が大きくて、繊細なオカメインコはビビって近寄れない・・・なんて話も聞きますが、ちょっと私的には興味があります☆
まぁ、いつものプランターの鉢でも水浴び十分にできるから問題ないんですけどね・・・(笑)
まだ買ってないけど、ウズウズ・・・です。
どうしよっかな・・・☆

以上、無精卵発覚後の2羽の様子についてのお話でした。
やっと梅雨に入った千葉。
湿気に気をつけつつ、暑さもこれから出てくる時期なので体調管理気をつけたいと思います☆

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