こんにちは、ikuです。
私が住む千葉は、今年1番の冷え込みで3度まで落ちました。
寒さが違う・・・・。やっぱり、私は暖かい・暑い春夏が好きです。
北海道や東北のみなさんは、マイナスの世界でどんな知恵を使って冬越しをしているのだろう?と、寒さを感じると思います。
部屋があったかいから、大丈夫・・・と聞きますよね。
さて、昨日は私ikuが作っている鳥のおもちゃ屋Pyuo’s Craftの11月分おもちゃの紹介をしましたが、
今日は鳥のおもちゃの無着色・着色 どちらを選んだらいいの? ということについて、ちょっと踏み込んだ話をしたいと思います。
<参考>↓鳥のおもちゃの紹介11月分の記事はこちらから
最初に答えをいいます。
私は、「どっちでもいい」。私はカラフルなおもちゃが好きです。
でも、無着色もいいと思います。
鳥のおもちゃを選ぶ時、無着色・着色どちらがいいか?
まず先に。
色の着色については、人によって考え方・傾向が賛否両論ありますから、もしこのオカメLetterブログをご覧になっている方で、着色のおもちゃはちょっと・・・と考える方や、私の考えで機嫌を損ねてしまう方がいましたら、意見が食い違うかもしれません。ごめんなさい。
私は、着色がどうして良くないと言われて入るか?という意味をしっかり理解した上で作っている、ということをお伝えしたくて、今回この記事を作成致しました。
ですので、打倒着色おもちゃ派の方は、
これからの話は、一つの考え方(考え方の違い)としてご覧いただけたら幸いです。
☆☆☆
Pyuo’s Craftは、鳥さんの能力の一つである「色彩感覚」が豊か(人間よりも幅広い色彩を見ることが可能)であることを生かすために、木材をカラフルに染めたおもちゃを作って遊びにバリエーションを加えています。(塗っているのではなく、つけおきして染めています)
「着色」は、鳥の能力「色彩能力」を最大に生かすため
着色した(色付きの)鳥のおもちゃが生まれた理由ですが、
人間で例えると毎日白や黒の服を着るより、カラフルな色が入った服をきることで生活の質の向上し(QOL=Quality of Life の略)おしゃれができるということと同じ考え方だと私は思っています。
着色おもちゃが流行るようになったのは、ケージの中で暇な鳥さんに私たちと同じよう様々な色で刺激や楽しみを探してもらえるよう人間が「人間的に」考えて、色のついたおもちゃとあげよう!という理由でできたと言われています。(とても人間的な発想ですね)
実際、海外の鳥のおもちゃはすごくカラフルですし、圧倒的に色付きのおもちゃが多いです。
色は必要か?という答えですが、鳥からすれば有ってもいいし、もちろん色はなくてもいいわけです。
人間的趣向の元できたといっても、過言ではないと思います。
色付き(着色・染色)のおもちゃがなぜ良くないの?
色付きのおもちゃはやめたほうがいいという考え。
これは、健康面での安全性確保の観点から懸念していて無着色を推奨する考えが日本では根付いています。(海外にももちろんいますね)
また、有名な飼育書にも色付きはおすすめしないとも書かれています。
日本は、特にナチュラル思考が強い傾向の民族であることも一つあると思いますし、健康を留意した上でのことでもあると思います。
なぜそんなに無着色にこだわるのか?
なぜかというと、
着色された物を口にしたこよって、鳥の便の色が変わることがあること・・健康チェックに着色は邪魔になるから・・もしかしたら着色によって体調の変化を見逃す可能性があるから・・・という「事実」が前提としてあるからです。
小松菜や赤のパプリカ・人参を食べると、便に食べた野菜の色が付きますね。それと同じ現象がおきます。
事実、こういった懸念から、無着色の食べ物やおもちゃを使いたい!と徹底している硬い決意を持った方や、「鳥には人工的な色なんて必要ない。鳥の世界にはないものだから・・」という考えを持った方も一定数いることは確かです。(^^)
それに、自然の色/天然素材を好む人も、鳥も(動物も)いますし、天然の色を大切にすることもまた美の追求であり生活の質の向上でもあります。
私は「無着色がいい・そうすべき」は、否定はしませんし正しいと思います。
その意見は、尊重致しますし鳥の健康を守る確かな知識として理解しています。
制作者の私は、こういった鳥の健康と着色における懸念などは知識として知った上で作っていること、そしてその知識の元、着色は鳥の健康を損なうような危険な素材は使わず厳選して選んでいます。
ペレットの着色に使用されるような高品質で、鳥にとって安全なものを、プロの鳥のおもちゃ製作者が推薦している鳥や小動物専用につくられている着色料を、海外から取り寄せて使用しています。日本ではまだ売っていないので・・いつか売られるようになったらいいな(^^)
色付きの鳥のおもちゃ選びは、鳥に安全な着色素材を使ったものを選ぶ
私は「無着色にすべき」という考え方は、正しいと思います。
制作者の私は、こういった鳥の健康と着色における懸念などは知識として知った上で作っていること、そしてその知識の元、「それでは、どうしたら鳥さんにとっていい暮らしができるか?」ということの着目しました。
色付きのカラフルなおもちゃが海外で多く使用されている理由と、「無着色のほうが安全・健康面で安心だから」という考えから発展して、なぜ色付きのおもちゃが鳥の暮らしで「スタンダード」になっているか?
そこに着目しました。
つまり、着色する時の「素材」を鳥にとって安全な素材にすべきで、その素材・品質が確保されている物を使って使用すれば、鳥の健康・安全も安心に繋がる・・という考え方です。
そして、鳥さんの暇なケージくらしをより明るく・楽しいものにする。
そして楽しいだけではなく、木材を使うことで嘴を研いだり・つついたり噛んだり、壊したり(破壊したりw)してストレスを発散させる・・・。
鳥さん自身で自分の体調やメンタルをケアすることができるのが木材の良さだと考えて、木材を使ったおもちゃにこだわりを持って作っています。
そして、今スタンダードな作り方は、木材とプラスチックを両方取り入れたおもちゃが、国際レベルで鳥流スタンダードになっていると言われています。
プラスチックのおもちゃ可愛いですね。
私も取り入れていますが、本当に可愛い。木材では表現できない色・透明感や質感、見た目の刺激もありますし、かちゃかちゃと音を立てて「鈴」代わりもしてくれます。
ですので、木材とプラスチックのコラボをPyuo’s Craftは取り入れています。
話を着色に戻しますが、
着色料は、鳥の健康を損なうような危険な素材(化学品が入った塗料など)は使わず、体に安心な食紅を厳選して選んでいます。
もっと突っ込むと、ペレットの着色に使用されるような高品質で、鳥にとって安全なものを、プロの鳥のおもちゃ製作者が推薦している鳥や小動物専用につくられている着色料や食紅を、海外から取り寄せて使用しています。(^^)
木材の着色浸透範囲は、中まで浸透ではなく、りんごの皮レベル
木材の着色は、りんごの皮の赤い部分のように、木材の表面に色がついていて中は普通の天然木材の色をしています。
中まで色が入っていませんので、もしかじったとしても微量です。
よっぽど野菜や着色ペレットを食べたほうが、便に影響力があるのではないかな?と思います。
また、食べ物についている着色されたペレットも同様です。
ズプリームやヒギンズ、ベタファームなどなど、着色ペレットがなぜあるか?も、そこにあると考えています。
鳥さんの食欲や興味を引くため、食を楽しくするために色付けや匂い付けをしている・・というのと同じ考え方だと思います。^^
うちのピュオーラは、ズプリームのフルーツ味の方がナチュラル味(色なし)よりかじりつきがいいし、フェルンはヒギンズのいい匂いのペレットが好きです。(硬くて食べれないから、潰してあげてますがw)
でも、どちらも食べて欲しいので着色・無着色両方あげています(笑)
☆★☆ (๑╹ω╹๑ )
健康に安心・厳選された素材を使ったおもちゃを選べば、鳥さんの暮らしも豊かになる
Pyuo’s Craftの商品は、鳥さんの健康を考えた安全なNon Toxic(無毒性)の素材・無糖・無香料の着色料(食紅)を使ってます。
気になる方は、ぜひ外国のサイトでどんな食紅が使われているか検索してみてください。
何を使っているかは調べると同じ答えにありつけると思います。
私は複数のメーカーの着色材(食紅)をおもちゃの用途や木材の質・種類を選んで使用していますが、
鳥のおもちゃを本格的に作っている人で、鳥の健康を気遣って作っている人は、みんな知っている有名な商品です。
ですから私の最終的な考えとしては、
着色のおもちゃについてご理解ある人や、いいな☆と感じていただける人向けのおもちゃとして受け入れられたらいいな〜という想いでPyuo’s Craftは着色したおもちゃを作っていることをご理解いただけたらなと思います。
そして無着色を好むユーザーさんにもPyuo’s Craftの世界を知っていただきたいという思いもあり、今回無着色バージョンを作ったというのもあります。
最終結果ですが、着色・無着色どちらがいいか?というのは、確かな答えはないです。
どちらが絶対正しい!という答えもないと思います。
飼い主のみなさん、ご主人様の考え方・方向性に答えがあるのではないかな?と思います。
無着色・着色の是非は、クリッピング是非のように、延々と議論がくりかえされるような話題の一つであり、趣向の違いの一つであると思います(^ー^)
今日は硬い話でごめんなさい。
でも、疑問に思う人やこれから新しくお迎えする鳥さんにおもちゃをプレゼントしたい!と考える鳥飼いビギナーさんにも知っていただい内容だったので、記事にしてみました。
読んでいただきありがとうございます。(ちょっと、堅苦しくて疲れちゃいましたよね・・・笑)
肩をモミモミ・・。
ピュオーラのように、お風呂にザブーンと入ってリラックスした日々を送りましょう。
(ちなみに、鳥にはぬるま湯やお湯での水浴びは厳禁です。お水でさせてくださいね。冬でも)
ピュオーラ:疲れたよ、ikuちゃ〜〜ん!ふぅぅ〜〜〜(๑╹ω╹๑ )
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