こんにちは、ikuです。
酷暑で項垂れていたのも束の間、もう長袖が欲しくなる程涼しくなってきましたが、みなさんいかがおすごしでしょうか。(^-^)
ピュオーラ、フェルンにプレゼントした大型バードケージ。
私は結構自己満してますが、フェルンは上場、ピュオーラはそうでもないようで(笑)
というか「ご立腹」。
オカメあるある現象再び・・・と行った感じです。
はじめはどうなることやら?と思いましたが、
1ヶ月たったので、使い心地をまとめてみました。
大型バードケージは、こんなに違う!
大型ケージを使うようになり、よかったな〜!とか、あ〜!こんな弱点があったとは!と思うことがずっと続いた1ヶ月。
Hoeiのケージに慣れていたので、いろんなグッズがHoei用(その他国内メーカー含む)に加工されてたようで、あれ?これが合わない、なんとこんなことができるようになった!の連続でした。
まず使っていて感じた長所をあげてみたいと思います。
長所
あげると正直キリがないですが、ざっくりな範囲で感じたことはこんな感じです。
移動範囲が増え、よく動くようになった
大きなケージになったことで、いつもの自分の居場所から餌やお水、おもちゃを求めて動く範囲が圧倒的に増えました。
そうしたことで、必然的に上下運動、左右の移動量が増ました。
購入前は、Hoei465(以下465)の右上がピュオーラとフェルンの定位置でした。
ピュオーラはいつも何気なく、一番居心地のいいところを見つけて、そこでのんびり過ごすのが日課なのでした。
フェルンはピュオーラのいるところ=「上座=ボス」という図式があるのか、
「そこに座るのはあたちよ!」No.1を目指すべく取り合いをする・・・(笑)が、2羽の間で繰り広げられていました。
ところが、広くなってからそれぞれの居場所を見つけたようで、
ゆっくり個々でのんびり・・・♪ したり、2羽で寄り添って同じ止まり木でツンツン(仲良しではなく威嚇の方w)していたり・・と言う感じで、それぞれの時間を過ごせる環境ができるようになりました。
465前は、2ケージ連結していたとはいえ、
結局2羽とも同じ場所をにいるしかなかったのが、大型ケージになり自由な時間ができてきたのかもしれません。
パニックによる怪我防止に効果
これはオカメ飼いにとっては、本当に朗報でした。
うちのピュオーラとフェルンのオカメパニックについてですが、ピュオーラはよっぽどの大きな音や外的な刺激(人が急に目の前に来る、震度4以上の地震)が来ない限りパニックは起きない肝っ玉オカメ。
フェルンは、比較的に朝方に音や外的刺激がなくても、ムラムラ?イライラ?それとも、テンションUP?かわかりませんが、朝に急に軽いパニックを起こすことがあります。
前はそのたびに、ピュオーラは「WOW! 」と逃げ、フェルンがケージ内を縦横無尽に動く姿があったのですが、ケージが大きくなり多少飛び跳ねたところで、ケージの柵に勢いよくぶつかることが減りました。
それでもMAXパワーのオカメパニックにはなっていないので、まだわかりません。
でも急に飛び立つ時の鳥の力は本当に強いので、465よりは余裕あるかな〜といった印象を受けています。
ケージレイアウトが楽しめる
これは環境をいじられると困るオカメちゃん(※1)にとっては、本当に迷惑な話なのですが(笑)
ケージが広くなったことで、おもちゃやFerplast(伊製)のコットンパーチ(中にワイヤーが入っている)をいろんな角度から付けれるようになりました。
我が家で使っているのコットンパーチはこちらです。
上がLサイズの太め。
下のあるのがMサイズ。69cmの長い方です。Mサイズの全長30cmくらいのもあるそうです。
▼Mサイズ 約1.8cm 全長69cm
▼Lサイズ 太め約2.8cm 全長75cm
私は直線的な長さではなく、465ケージ内で波型の曲線を作って、ケージ下の止まり木から上部への止まり木へと階段(ハシゴ)の役目を果たすために使っていました。
もちろん、自分でケージの柵で登らすのもアリなのですが、いろんなパターンを作った方が鳥もケージ内頭使うし、工夫できると思ったからです。
オカメ歴4年で、3回リピートしています(笑)
使い勝手がよく、レイアウトに幅が出るので愛用しています。
短所
人間長い間使っているものに慣らされますので、どうしても前回の使い心地と、新しい使い心地と比較してしまいます(笑)
短所を発見すると、465の連結ケージの方がよかったな〜と思うこともありました。
・スペースをとる(私の活動域が減るw)
これはもう物理的な宿命です(笑)
そんなことわかって買ったのですが、やはりでかいものはでかい(笑)
前のケージは、465×2でしたので、930×465×560(高)の面積でした。
80cmの棚に乗っけていたので、目線からすると130cmくらいの高さです。
今の大型ケージは、幅81×56×150。
一見幅は狭くなりましたが、高さの奥域が増えたので、以前よりは圧迫感があります。
これだけならいいのですが、我が家には新しいメンバーのウロコズが今年2羽加わり、
Hoei465パラキートのケージがあるため、その面積を合わせると、横幅125cm強(笑)
もはや6畳の部屋が、私の部屋ではなく、鳥部屋になってきました(笑)
この上なく幸せな環境ではありますが・・・(*´꒳`*)
部屋が狭くなりました。大幅にレイアウトを変更したので、今ごった返していて写真は恥ずかしくてとれません(笑)
・ケージ内レイアウトが大変
さっき長所で「レイアウトが楽しい!」といったので、短所?って感じですが。
お財布事情で、短所もあります(笑)
今のレイアウトはこんな感じです。(2枚目の動画)
今まで465のサイズに合わせた止まり木が全て使えなくなり、ペットショップで新しい止まり木(一点を柵に固定するタイプ)を購入したり、
今の幅にあったサイズの20mmの丸棒をホームセンターで買い、カットして、切れ目入れて装着したり・・・。
切れ目が両端に並行に入らず、910mm分失敗して泣きをみましたが、どうにか完成★
小さな止まり木(かじりきコーン系)なども新調しています。
・「歩く」オカメには、都合が悪い
これはピュオーラ限定の短所。
ピュオーラは鳥の癖に飛ぶのを躊躇して、「よし、飛ぶぞ!」と気合入れて飛ぶような性格なので、広くなったことで「あ、どうしよう!あそこに行きたいのに、飛べない。遠まりしなくちゃいけないの?」って躊躇する姿がみれました(笑)
私は、「飛べ!いけ!♪( ´θ`)ノGo!」と思うのですが、やっぱり柵を使って移動することを選ぶ「鳥になりきれないピュオーラ」が、なんだか愛おしく感じます(笑)
時々「奇跡のジャンプ」を見せると、「飛んだ〜〜!ピュオーラが飛んだ!」とまるで、競馬のディインパクトが最後に疾走した時と同じくらいの感激をさせてくれます。(別に競馬はみないのですが、あの時は社会現象で初めて有馬記念をみたのです)
その他
・餌入れが深くなったので、食べにくそう。
既存の浅型カップも使えるけど、今のステンレスカップは、ケージに直接装着するタイプのものなので、捨てがたいし、ステンレス製だから使いたい)
でも、だんだん慣れてきて上手に食べれるようになった気がします。
深さがある餌入れの長所としては、餌の飛び散りが少ないこと。
また飛び散り防止を考えた餌入れの窓があるので、窓部分(下の写真でいう取手のところ)が飛び散り防止の大きな役目を果たしているのだろうと思います。
この取手は、販売会社が今特許出願中らしいです(笑)
でも、これ本当のあっぱれな構造しているので特許とる価値ありだと鳥飼いとして思いました。
浅いと当然、飛び散りやすくなるし、発情期とか気が立っている時は餌入れをガタガタゆらしたり、餌をほじくってばらまいたりもするので、それを防いでくれる役目もあるんだなぁ・・と、今回気付きました。
浅型の方が物理的に食べやすいんだろうな〜とは思うのですが・・。
せっかく餌入れ専用の素敵な窓がついているので使っています。
・上にいるオカメのうんPが、下にいるオカメに直撃。
鳥はどこでもうんPをします。私たちのように、我慢はできない(笑)
いくら「愛しい人」が下にいようとも、催すときには我慢せず落とします。
私の顔を見ると安心してか、まるで条件反射をするようにうんPを落とすピュオーラとフェルン。
どちらかが上に止まっていた時、うっかりうんPをしてしまい、もう一方の背中に「運」が落ちてくる事故が時々起こります。
「ウン」ではなく「運」ということにしておこう(笑)
▼「運」が落ちてくるフォーメーション
でもピュオーラは気づかず、私が運を取る・・という事故。
逆もまたしかり・・・w
これも仕方ないんだけど・・・。でも多頭飼いならではの、デメリットあるあるです。
Newケージにビビり、帰宅拒否(泣)ケージに戻すトレーニング再開
全く同じ型のケージで、新調するならそんな抵抗はしないですが、
大きさも色も形も変わってしまったため、ピュオーラとフェルンが帰宅困難者になってしまいました。
正確にいうと、帰宅困難者ではなく帰宅困惑者かな(笑)
▼我が家の”帰宅困惑者”たち
ケージに戻すトレーニングは、なんだか懐かしいトレーニングです。
フェルンお迎え以来の3年ぶりかな〜。
「ケージに戻す」ためトレーニングが復活です。
クリッカートレーニングで自ら戻すよう促す方法があるそうですが、私はそんな根気がない(というか、時間もない)ので手タク(手の甲に載せて送り届けるタクシーのような)で戻す方法です。
現在4羽、進行形でトレーニング中です。
ピュオーラ、フェルンは大型ケージへ。
そしてNewフェイスのウロコインコ のテトとマリンちゃん。
4羽を毎日行います(笑)
ウロコは結構気前がいいので、テンションがのってくるとすぐに戻ってくれます。(嫌がると、それもまた大変なのですが)
私の体をバードジムにして、縦横無尽に動きまくって遊び頂いた後に、手にのり「ハウス、ハウス」というと戻る覚悟を決めてくれるお利口さん。
「ほら、ikuちゃん。ハウス上手にできたでしょ?ご褒美のサフラワー、プリーズ♪」って感じでFinishす。(笑)
オカメのピュオーラ、フェルンは元々そんな食欲旺盛なタイプではないので、
餌では釣れないのでコミュニケーションで補います。
もう1ヶ月やっているけど、フェルンは最近ようやく慣れたかな〜。
▼ケージの外からいい子いい子
ピュオーラは最後の最後までてこずって、手タク拒否で私の手を噛む始末です(笑)
でも、まぁしょうがないですね。これは。
オカメちゃんにとっては、これはまだ自分の家ではなくて、まだ閉じ込められる怖い部屋になっているんですね。
やっぱりこうやって、ケージの外からも「一緒に遊べるよ、ヨシヨシできるよ」って伝えて、ケージの環境を「安心できるところ」と印象付けていく作戦で頑張ろうかな〜と(笑)
アナログな方法だけど・・・・
ちなみに戻す時ですが、
1、ケージを背にし、ピュオーラの視界に壁を作る
2、ケージが視野入らないように、ひたすらヨシヨシしながら、後ろ歩きでケージ入り口に近づく
3、近くなったら「ハウス、ハウス、ハウス〜」と合図を繰り返しながら、カキカキ撫でることを続ける。
4、次に入り口を見せ、3を繰り返しケージの止まり木に誘導。
5、そのあとも、ケージの中に手を入れ、カキカキしたり、大好きなおやつをあげる。
こう文章にすると、なんだかすごい工程ですね。(笑)
でも、これが一番うまくいっています。
うちの4羽のGO トラベルならぬ、GO HOMEです。
無事中に入れたら、しばらくケージの中でもヨシヨシヨシ〜〜とムツゴロウさんのように、ヨシヨシして、最後はピュオーラ大好き、大好物の「Avicake(アヴィケーキ)」をプレゼント(笑)
フェルンは最近、何度か目で入るようになりましたが、
ピュオーラはまだびびり気味なので、Avicakeでつっています(笑)
ピュオーラ君、頭いいから「そんな幼稚な手にはひっかからないよ!」とあしらわれてしまっていますが、あまりにも期限が悪い時は、私も断念してピュオーラが覚悟を決めてくれるまで、のんびり待ちます(笑)
ケージに戻すときに起こる「負の条件付け」に注意
ケージに戻そうと人間も、まぁ真剣になります。戦います。(笑)
でもここで冷静になることが大切です。
ケージに戻すために追いかけることを繰り返すと、負の条件付けになり、さらにケージから逃げるようになります。最悪、今後もっとエスカレートします。(そして、飼い主はケージに戻すのを面倒臭くなり放鳥を面倒臭くなりしたくなくなる・・・という、負のスパイラルに陥ります)
何が「負」かというと、
手に乗っかる→ケージに戻される→楽しい時間が終わる(泣)(悲)です。
つまり、”ケージに戻され遊べなくなる”という、鳥たちにとっての「悪い・嫌な結果」を起こします。
(手に乗っかることすら、拒否するようになることもあります)
ですから、「正の条件付け」が必要となります。
ケージも戻ることが「結果」ではなく、「手に乗っかると遊んでくれる」「ケージの中に入ってもお菓子もらえたり、もっといい子いい子してくれる」という結果を導くよう誘導するんです。
ケージに入ることは、あくまでも「通過点」で、鳥が「嬉しい、幸せ」と思える結果に導くことが条件付けとなります。
ピュオーラ、フェルン共に自ら私の肩や手に乗っかってくるようなるまで辛抱強く待ち、「来た」→入れる ではなく、「来た」→じっくり遊ぶ →飽きてきた頃、満足してくれた頃を見計って「入れる」としています。(笑)
※ここでの条件付けのキーポイント(ギフト=ご褒美)は、「私のところにくると、たくさん遊べる・いい子いい子してもられる」というのが、彼らにとってのギフトにします。
私はギフトは、餌ではなく鳥さんが感じる「幸福感」を大切にしています。
幸福感の感覚は、生物は幸せホルモンには勝てませんし、いつも欲しています。人間も鳥も。
食欲も生理反応だから大切だし、常に欲しているけど、食べたら忘れちゃいますよね。
幸せホルモンは、愛おしいと思った時にでるセロトニン、ドーパミン、オキシトシンとかありますが、どんな作用があるかというと「相手への愛情を深め、絆を深め働きかけるホルモン」で、別名愛情ホルモンなどともいいます。
他この愛情ホルモンが出ていると、「ストレスなどを軽減」する働きがあると言われています。
鳥も「幸せ」と思った場所は、いつまでも愛着を持ち一緒にいたいと思います。これ、私はオカメちゃん、ウロコちゃん共に感じます(笑)
もっとあそんで〜とか、遊ぼうよ〜!と、4羽からいつも言われるので(笑)
多分私は、知らず知らずにピュオーラたちを見ると、幸せホルモンが出ているはず。
鳥が人間に対して同じようにこの幸せホルモン出ているかはわかりませんが、でも鳥でも「この人好き♪」「この人嫌だ!(嫌だ!の攻撃性ホルモンはコルチゾールという)」があるので、きっとあるのではないかな〜と思います。(思いたい)
ちなみに餌でつると、餌がないとき来なくなる現象が起きることが(笑)
私も初めは餌でつります。
でも、最終ゴールは「触れ合い」を大切にしたいと思って接しています。
人間も同じですね。給料なければ「こんな”仕事”やってられないよ o(`ω´ )o」って感じだけど、人間関係が円満に進んでいる職場なら居心地いいですよね。
大切な条件付けのステップに20分格闘していますが、1ヶ月たち少しずつ上手に入れるようになってきました。
Hoeiの暮らしが4年間のピュオーラは、まだちょっと怖いんですね。
気長に待ちます。慣れれば、遊び疲れたらまた自ら自分でケージに入るようになるでしょう。
続きは次の記事へ (オカメの気持ちになる)
長くなるので、一旦ここで今日は締め切ります。
パーツ編とオカメの気持ちはどんなかんじなんだろう?は次の記事に続けることにしました。
大型ケージの使い心地に関しては、いろんなことが浮かんできますが、
もしご検討の方がいればお知らせください^^
「お問い合わせ」からお知らせください。
為替レートで前後しますが、輸送時の委託料混みで10万円弱は覚悟した方がいいと思います。
コメント コメントはお気軽にどうぞ☆(*'▽'*)