こんにちは、ikuです。
今日は、健康診断でピュオーラが引っかかった話です。
私は、基本的にはオカメインコの健康診断は年1回。
体調不良がない限りあまり行かないのですが、実は今年2回行きました。
<病院選び>鳥専門の病院を勧める理由
1回目は、ピュオーラの春換羽が終わった4月ごろ、
近所にエキゾチックアニマル(犬猫を除いた、鳥、ハムスター、爬虫類など)が見れる病院が出来たので行きました。(視察・・・w)
そこでは、便検査で何も発見されず、健康的と言われ終わりました。
ただ、オカメインコのオスメス判断が遺伝子検査をやらないと決定的と言えないということから、ピュオーラはオスメス不明と判断され、ちょっと疑問が残ったんですよね。
科学的根拠という点から性別判定は間違ったこと言ってないんだけど、ワキワキも歌も歌う動作することも伝えたけど、不明の一点張り。
せめて触診の時お腹側見て尾羽の様子チェックしてみようよ・・・って思ったんですよね。斑点ないでしょ?
1回目は、ピュオーラの春換羽が終わった4月ごろ、
近所にエキゾチックアニマル(犬猫を除いた、鳥、ハムスター、爬虫類など)が見れる病院が出来たので行きました。(視察・・・w)
そこでは、便検査で何も発見されず、健康的と言われ終わりました。
ただ、オカメインコのオスメス判断が遺伝子検査をやらないと決定的と言えないということから、ピュオーラはオスメス不明と判断され、ちょっと疑問が残ったんですよね。
科学的根拠という点から性別判定は間違ったこと言ってないんだけど、ワキワキも歌も歌う動作することも伝えたけど、不明の一点張り。
せめて触診の時お腹側見て尾羽の様子チェックしてみようよ・・・って思ったんですよね。斑点ないでしょ?
その疑問があったのと、6月に入り2羽共に発情期が終わった(フェルンは換羽中)のに、2羽とも便の水っけが多い、水分部分が黄色い > もしかしたら肝機能に何か影響が出てるのかも?
というのが引っかかったので、
今年2回目(本命の病院)1年前に行った鳥専門病院 「グリーン鳥の病院」(千葉市)へ行ってきました。
いつも爪切り(自分でしてます)で保定する時、ピュオーラもフェルンも大暴れするのに、先生に掴まれると、暴れもせず「参った〜!降参!」とばかりに、お利口さんになります。(笑)
腕さばきがさすがだなぁ〜と関心し、爪も長さ見てサッと切っていただけるので安心して診察が受けれると思いました。普通の動物病院も鳥は見てくれますが、保定がうまくないんですよね。
やっぱり鳥専門の病院の方がいいですね。
今回でグリーン鳥の病院は2回目ですが、検診時の話や鳥の健康管理の仕方など、とても丁寧に教えてくださるので勉強にもなります。
さて、健診結果ですが、まず疑問に思っていた便(下痢、色)について。
便と一緒に出る水分が黄色いことについては、シード食&ネクトンBIOによる糖分が出てきてるだけなので問題ないということでした。
私はてっきり水分が黄色い=肝機能低下 だと思っていたのですが、水分を見るのではなく、”尿酸部分”を見て判断するとわかりました。(また一つ勉強になりました☆)
(尿酸とは、鳩やカラスの糞のような糞の白い部分のこと。)
この部分が白ければOK、肝機能障害が出てくると、この尿酸部分が黄色くなってくるとのことでした。
やっぱり予想的中!黒だった。ヘキサミタ発見
触診のあと便検査。
前の病院ではなんともなかったのに、ピュオーラが引っかかりました。(フェルンはOK!^-^)
先生がピュオーラの便を顕微鏡で見た”瞬間”に、
「ヘキサミタ出てるわね〜」と。
ヘキサミタ?
初めて聞いた言葉だったので、この単語が頭からスルー。
なんだかわからず放心状態になったのですが、
要は、ピュオーラのお腹に寄生虫がいることがわかりました。(/ _ ; )
また、首を振る動作、目がぱっちりしておらず(下記画像参照)半開きになる、片目をつぶる動作があることから、食道や目周辺まで影響が出てるとのことでした。
ヘキサミタとは何か?
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ヘキサミタという名の寄生虫。
人には感染しない。他の鳥類と比べると、オカメインコは高確率で発見される。
食便やヘキサミタを所持する便を食べた時など、経口感染をする。
初期症状:居眠り、黄緑色の便をする。
進行すると、
元気がなくなり、羽を膨らますようになる
↓
食欲減退に伴い体重減少
↓
下痢が起きる。
悪化すると栄養不足により落鳥する可能性あり。
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便検査で、モニター通して顕微鏡の映像を私も見れるのですが、ヘキサミタは栄養型(トロフォゾイド・運動性を持つ)嚢子(のうし)型(別名シスト、運動性なし)の2つの型があり、ピュオーラには2種とも存在していました。
栄養型は、卵のような丸い形に足がついていてブンブン足を動かし、遊園地にあるコーヒーカップのアトラクションの様にクルクル回転してたりアクディブに移動していたり・・。(結構キモい・・)
シストは丸い形が静止してる状態。(ジャガイモのデンプンのような形に似ていた)
ピュオーラの体の中で、こんなのがたくさんいて悪さをしてたかと思うとぞっとしました。
1年前の健診ではみつからなかったので、この1年間の間になったのだろうということでした。
この1年の変化と言えば、フェルンをお迎えしたことだったので、まれに雛鳥がヘキサミタを持ち込むことがある例からフェルンを疑われたのですが、フェルンの便からは検出されず。
日光浴か、何かしらの要因でヘキサミタが入ってしまい、今に至るとのことでした。
ヘキサミタの症状について
ヘキサミタの代表的な症状は、
- 結膜腫瘍(結膜炎)
- 下痢や多尿(水分が多い便をする)
- 羽を膨らます
- 食欲減退
先生の診断で、ピュオーラの場合、目元にも影響が出ているようで、、、
通常元気な鳥は、フェルンのようにまん丸い目をしていているらしいのですが、
ピュオーラは、アーモンド型の目をしていて、目頭に結膜腫瘍(・・と言っていたような)があるとのこと。
↓フェルンの目(通常の丸い目)
↓異常が出ているピュオーラの目。
眼球、目頭の部分に白いもの(結膜腫瘍)が見えている
ピュオーラの方が、目がアーモンド目になってるのと目頭の白い部分がわかりますね。
少しフェルンも結膜腫瘍があるとのことでしたが、そこまで心配はないらしく、
ピュオーラは顕著に出てるので、それが原因で目をつぶったり、半開きしたりしていたようです。
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鳥は、病気を極限まで隠す・・・・。
見た目では発見しづらいから、体重と便を健康のバロメーターにする。
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私が自覚していた症状では、便がゆるかったことだけ・・。
これしかわからなかった・・・。見た目にもでていたのに、知識がなく発見ができなかった。
いつもよく見てるつもりでしたが、片目(右)は昔からたまに瞑ることがあったので、癖というか個性なのかな・・と思っていたのですが、症状だったみたいでショックでした。
いつから、ヘキサミタに感染し、苦しんでいたのだろう?
後から思い返すと、最近ウトウト寝ていたような、、、ちょっと羽を膨らましていたような・・・。
あと、食便はしてなかったなぁ。
体重減少は見られず、93gでちょっと重め(理想体重80g後半)だったから、健康優良児かと思ってた。
病気の知識や病気による症状を知らないがために、こんなことに・・・。ごめん、ピュオーラ・・。
ただ体重と便はいつもチェックしていたから、早期発見でき重症ではなかったのが唯一の救い・・・☆
結局、結構いたようなので、2週間分のお薬を頂き駆虫することになりました。
また、他の病気を併発している可能性もあるということから、今回クラミジアとマイコプラズマのチェックもお願いし、次回結果を聞きます。(検査費11000円、、、、高い(泣))
うちは、2つのケージを並べてそれぞれに入れている状態なのですが、
同時放鳥してたり近距離にあることから、フェルンに感染するといけないので2羽共にお薬をあげることになりました。
健康診断って大切です・・・。
あと、病院選びって大切。危うく見過ごすところだった。
オカメインコ飼って2年目。
まだ病院選び確定してない状態で健康診断してたけど、今回の件で、病院はグリーンさんにしようと決意しました。
通常午前診療しかしてないところだから、近くで他の病院あれば・・と思っていたけど、片道約1hかかるけど命には変えられないですね。
とりあえず、2週間は保温、投薬し、6/21に再診です。
調べたところ、ヘキサミタが寄生すると駆虫に苦労するようで、2、3週間で駆虫できる場合もあれば、
数ヶ月かかることもあるみたいです。
上手く駆虫できますように。少しでもよくなることを祈るばかりです。
がんばれ、ピュオーラ!フェルンもお薬初めてだけど、がんばって飲もうね。
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